年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

二の酉 思い出作り

2023年11月23日 | 宅老のグチ
身体が徐々に動けなくなることを自覚しているので、コロナという予期せぬことも考え、思い出作りで動く。
 酉の市は9歳で亡くなった父との少ない思い出。熊手を買っての持ち帰った。亡くなってからは熊手が小さくなり、大きくはしなかった。昔の言い伝えで三の酉のある年は火事が多いと言っていたが寝タバコも減って少ないと感じる。ただ救急車の音は良く聞こえる。
 銀座のセイコ―ミュ-ジアムへ行って、確認したいことがある。そこから浅草へ行き、浅草2丁目で浅草田圃草津亭の跡地を見てみたい。浅草3丁目の草津亭は初代が破綻後に名をつないだ店で普通の日本料理店のようだ。初代の画像を見ていると老舗の料亭という雰囲気があって、宴会場が百畳もあったという。バブル崩壊で企業は交際費を抑え、さらに税収の減った国は課税強化し、飲食業を不況にした気がする。団体旅行はきえ、対応して大型化したホテルと旅館は交際費課税に強化によって、廃墟の施設となった。
 今中国の不動産不振は国の制度が違っているので、似ているけれど日本と同じような経過になりつつある。それは手の届かない一般庶民が富裕層の慌てぶりを眺め不動産の値下がりを待っている。日本の経験ではデフレとなり、金利は下がり、貯蓄が増える。それも危ない金融機関は貯蓄も増えない。物を買うより清貧の思想が流行る。

 都営浅草線で浅草へ行き、浅草寺で戦争の想い出を消し、八王子高尾山で見た寄進者の草津亭跡を見て、浅草千束の鷲神社へ向かう予定。どんな記憶が戻るのだろうか。時間が余れば築地場外の波除神社の酉の市も見てみたい。今日は忙しい。
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