年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

福島県郡山に行って、石井研堂のイベントに行くが大失敗

2023年11月29日 | 宅老のグチ
12月3日までの福島県郡山市文学のもりで石井研堂のイベントに行く。朝早い電車で行くと9時半ころに新幹線を利用しなくても行ける計算だった。ところが京浜東北線高輪ゲ-トウエイで工事車両のトラブルで山手線の電車が止まって動かない。復旧後に赤羽、宇都宮、黒磯、新白河で最後に郡山行きにのった。着いたのが10半くらい。約1時間の予定超過となり、気分が乱れる。郡山駅でバスの案内所で郡山文学の森に行くバスを教えてもらう。駅から出たバスの乗客は自分だけなので料金を聞いて用意する。結局着くまでのバスに乗り込む人はいなかった。平日の11時では誰もバスには乗らないのだろう。車社会を感じる。
 昼間の閑散時期に自転車と共存がJRの生き残り策と思える。それぞれの接続が悪く、郡山までの普通電車で40分待ち、20分待ちがあって見な耐えている。これでは少子の時代に北東北の地域路線はJR貨物の専用線になる。普通電車より貨物の電車が多い。これからトラック労働者の時間規制でますます増える気がする。
 石井研堂の没後80年のイベントでは予備知識と変わらず、目新しいのは明治事物起源の原稿があったこと。自分の持っている本は最後の改定本で、福神漬の缶詰は初版本を調べるということになった。初版と最後との比較となる。石井は缶詰で何を語ろうとしていたのだろうか。文献の根拠となるところが消えている今は何を手掛かりにして良いのだろうか。見学後に冊子を求めたところ、イベント開始早々に売り切れて終売という。さらに今回の冊子は郡山中央図書館郷土資料の所にもないという返事。何たることで郡山に来た意味がない。帰りに呆然として安積国造神社に行き、いつもは十円のお賽銭だが30円のお賽銭。悲惨(3)重(10)援と祈る。前に訪問した時は車だったので郡山中央図書館 郷土資料の所で清水次郎長の本を見つけ、福神漬との関連を調べたことがある。郷土資料と言う所は司書の腕の見せ所で多くの図書館の優秀さが解かる。地域の関心がどこにあるかがわかる。逆にあるべき資料がないのは関心が無いか知りたくないこと、地域の恥と思っていることを暗に示している。これは調べてみないと判らない。
 まえに来た時はセシウムの表示があったが、郡山駅前に無かったように見える。JR郡山駅バス停周辺ではイルミネ-ションの工事をしていた。12月になれば点灯するのだろうか。今年の政府の節電要請は聞こえない。
 次回は普通電車で来て、JR白河駅前の白河城に行ってみたい。何か木造で再建を進めているようだ。失望の郡山行きで次回は車で一か所で失望しても車なら回れる。福島三春から滝桜の季節にいわきの海岸を巡り、海産物を食べるのも良いだろう。
コメント
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