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屋根の形、避雷針の細い飾り、やや大きめの蕨手、現代彫刻のようだ。半鐘と共に木槌が吊るしてある。まだ、半鐘を叩いているのかもしれない。知人に訊いてみよう。
辰野町新町の火の見櫓
1 櫓のフォルムの美しさ ★★★★★
2 屋根・見張り台の美しさ ★★★★★
3 脚の美しさ ★★★
■ 読みはじめた『考えることの科学』 市川伸一/中公新書では帰納的推論についても論じている。
辰野町の火の見櫓をいまままで何基か見てきたがそれらは櫓の姿も屋根・見張り台も美しかった。櫓が描くなめらかな曲線が美しく、全体のバランスもいいのだ。そこで「辰野町の火の見櫓は美しい」と帰納的に推論する。これは直感的に正しい、と思っている。
この火の見櫓のフォルムも実に美しい。ただ、残念なのは、脚。正面1面しかアーチになっていないことだ。4面ともアーチ脚だったら、3の評価項目も★が5つだったのに・・・。
辰野町では他にも何基か火の見櫓を見かけた。そのうち出かけよう。
他人(ひと)の理解が及ばないところにマニアな世界がある。休日に火の見櫓巡りに出かける、というのはまだ単なる趣味として理解されるだろう・・・。