透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

207 安曇野市堀金の火の見櫓

2011-10-23 | A 火の見櫓っておもしろい

ヤグラーな休日 その4

 
207

 各部の大きさのバランスがいい火の見櫓、なかなかの美形です。





見張り台の手すりに施された装飾が繊細。避雷針の飾りも蕨手も同様のデザインです。こんな乙女チックなデザインもあるんですね。



簡易な踊り場ですが、有るのと無いのとでは大違いです。



こんなところにアクセサリー付けちゃって・・・。夕食前のビールがちょっと効いてきたかな。(^^) 脚部のアーチもちゃんと基礎まであります。そう、これが望ましい形、美脚。

酔っ払い中年の評価です。

1 櫓のフォルムの美しさ ★★★★★
2 屋根・見張り台の美しさ ★★★★★
3 脚の美しさ ★★★★★


 


206 松川村の火の見櫓

2011-10-23 | A 火の見櫓っておもしろい

ヤグラーな休日 その3


206

 今日観察した火の見櫓は5基。少し引いて、どんなところに立っているのか分かるような写真を載せることも必要です。でもそれがなかなか難しい立地の火の見櫓も多々あります。

松川村は屋敷林のある民家が多く、緑豊かな田園風景が広がっています。



円形の屋根と見張り台。櫓は三角形。このような火の見櫓を「三脚丸丸型」と表現するヤグラーさんもいらっしゃいます。この火の見櫓には踊り場が無く、梯子で一気に上り下りしなくてはなりません。高所恐怖症の団員にはキツイでしょう。



脚部のアーチ。きちんと基礎まで伸ばしたアーチが私の好み。強度的に問題なくても、視覚的に弱々しくて・・・。



― 大町の火の見櫓

2011-10-23 | A 火の見櫓っておもしろい

ヤグラーな休日 その2



 この大町市内の火の見櫓は既に一度載せましたが、そのときは全形写真だけでしたので、今日(23日)撮影した写真を改めて載せます。



屋根上の避雷針は随分長いです。屋根のこの形、いいです。



脚部。正面のみアーチになっているのは消防団員の櫓内への出入りを楽にするための配慮でしょう。私としては4面ともアーチになっているのが好きです。それがなぜなのか説明はできませんが・・・。大体なぜ好きかなんて上手く説明できないものです。




この火の見櫓には銘板が取り付けられています。建造年月日と製作所の名前のみ、という銘板が多いと思います。寄贈者の名前を記した銘板も見かけますが、このように設計者と製作者の名前を記したのはおそらく初めてだと思います。

設計者や製作者が誇りと責任をもって仕事に取り組んだことを示しているのでしょう。



205 池田町の火の見櫓

2011-10-23 | A 火の見櫓っておもしろい

ヤグラーな休日 その1


205





 池田町大峰高原の七色大カエデの紅葉を見に行く途中、中島集落センターのすぐ近くでこの火の見櫓に出会いました。

高さは7、8mくらいでしょうか、それ程高くはありませんが踊り場が設置されています。屋根が錆びていることと、避雷針が傾いていることが気になります。半鐘は見張り台に無く、踊り場に有ります。やはり半鐘のない見張り台は寂しいです。手すりは実に簡素です。柱脚はバレーダンサーがつま先立ちしているように見えます。


 


七色大カエデ

2011-10-23 | A あれこれ


秋のフォトアルバム 

北安曇郡池田町 大峰高原の七色大カエデ 撮影日111023 

■ 池田町の観光案内パンフレットによるとこの大カエデは樹高が約12m、枝張りが約15mあるそうで、樹齢は250年くらいと推定されているそうです。戦後間もなく付近一帯の開墾のために切り倒されたそうですが、抜根まではされなかったのでしょう。ふたたびこのように大きく生長したんですね。生命力に驚かされます。

今では多くの人たちがこの七色大カエデを訪れています。その数は紅葉シーズンだけで数万人にもなるのだとか。今日はあまり天気が良くなかったのですが、出かけてきました。明科から大町に通じる県道の「池田五丁目」という信号のある交差点から約7km、車で山道を登ること15分で着きました。駐車場には県外ナンバーの車も。

なだらかな斜面に堂々と立っています。樹形が整っていて美しいです。来年、新緑の頃また訪れたいと思います。