塩尻市片丘 撮影日160111
■ 御柱(オンバシラ)と聞くと諏訪大社の御柱を思い浮かべる人が多いだろう。正月になると、同じ呼称の行事が松本平の各地で行われる。色鮮やかな飾りのついた柱が立つ。この伝統行事も御柱と呼ばれている。この御柱については既に何回か書いた(過去ログ1、過去ログ2)。
これは歳神様のためのランドマーク。歳神様はこのハデハデでよく目立つ御柱を依り代にして降りてくる。色紙の飾り(ヤナギ(柳)や紙垂)をつけた割竹を丸太柱に取り付けてあるが、これは歳神様が天から降りてくる梯子だという解釈があるのだとか(16年12月18日付市民タイムス「ふるさと歴史 新発見」/浜野安則さん)。これが歳神降臨のための梯子だという説は最近まで知らなかった。
三九郎と御柱の関係は分かった。では、御柱のすぐ近くに祀られている道祖神(右側の石神)とこの御柱とはどのような関係にあるのだろう。道祖神に歳神様が宿る?? 違うか・・・。 浜野さんに訊いてみよう。
塩尻市片丘 撮影日170112