■ 絵を描くことは子どものころから好きだった。
今まで描法について技術的なことを学んだことはなく、全くの自己流で描いてきた(頻繁に描いてきたわけではないが)。先日書店で『風景を描くコツと裏ワザ』野村重存/青春出版社を見つけた。
私は、この本で紹介されている**ためらい線や補助線をたくさん描いて、形にしてく いきなり正しい線を描こうとしないのがコツ**という方法とは真逆の描き方をしている。建物でも何でもペンで一気に描く。一発勝負、修正はできない。描いた後、プロポーションがおかしいとか、線が曲がっているとか、位置関係が不自然ということが分かっても直せない、直さない。
彩色方法について、基本的なテクニックを知っておこうと思って買い求めた本だから、線描については参考にしない。色は重ね塗りをしない。重ね塗りをすると、透明感が損なわれるから。
この本で紹介されている雲や樹木の彩色の方法については参考になる。
14年10月 塩尻市内にて
今年は火の見櫓のある風景を描こう。描けば気がつくことが色々出てきて、うまくなるだろう・・・。