1212 北安曇郡白馬村神城 3脚66型 撮影日190908
■ 長野市鬼無里に向かう途中、カーナビ嬢の右折案内に逆らい左折してこの火の見櫓に寄り道した。これはよく見かける姿。屋根が変形しているのが気になる。上の全形写真を見ても直ちに6角形だとは分からない。上方に引き伸ばしたかのようなプロポーション。
下から見上げると確かに屋根は6角形だ。屋根下地が見えない。柱の上端部を屋根の下り棟のところに持っていき、そこで補強下地と接合することが多いが、この火の見櫓は屋根の平(ひら)面にぶつけている。このような取り合いは今までに見たという記憶がない。
トラス柱と外付け梯子
接合部にリベットは使われていない。ブレースの端部はガセットプレートと「引っ掛け接合」。