透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1214 長野市鬼無里の火の見櫓

2019-09-11 | A 火の見櫓っておもしろい


1214 長野市鬼無里日影 3脚〇〇型 撮影日190908

 国道406号を長野市街に向かって進む。ここは鬼無里の中心地からかなり奥、ということになる。写真の奥から手前に進んできて、この火の見櫓に気がついた。すぐ近くに電柱が立っているので、ごちゃごちゃしているが仕方がない。

3角形の櫓に落下防止かご付きの梯子を外付けしてある。見張り台につけられた招き猫のロボ手(などと勝手に呼ぶ)は、消火ホースを引き上げるためのもの。妙に存在感があって、見張り台まわりを変わった印象にしている。



見張り台の床は鋼板で、孔がいくつもあいている。雨水排水のために意図的にあけたのか、床面が腐食してできた孔なのか判然としない。孔の位置に規則性が見いだせないから腐食してできた孔なのかもしれないが、本当のところは分からない。



これはかなり古い火の見櫓とみた。





1213 長野市鬼無里の火の見櫓

2019-09-11 | A 火の見櫓っておもしろい


1213 長野市鬼無里日影 4脚44型 撮影日190908

 白馬村から鬼無里(きなさ)に続く国道406号(鬼無里街道)は初めて。急カーブが多い山道だった。鬼無里で初めて目にした火の見櫓がこれ。直線的に逓減していて、アングルの交叉ブレースの櫓はがっちりと硬いイメージ。見張り台と比べて小さい方形(ほうぎょう)の屋根。半鐘は既に無く、隣に防災行政無線柱が立っている。櫓の脚元は正面だけ交叉ブレースを設置しないで出入りできるようにしている。



近づいて見張り台を見上げてびっくり、たぶんスズメバチの巣だと思うが、大きな巣があった。

木造建築で方形の屋根をつくる場合、ごく普通に考えるならたぶんこれと同じ小屋組みにするだろう。