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■ しばらく前までは自著を刊行することが目的だった。刊行すれば目的達成だと考えていた。だが、今は刊行が新たな出会いに繋がればいいな、と思っている。
先日、季刊誌 いきいきシニアの情報誌「信州りらく」の編集長・入村真理(にゅうむらまり)さんと初めてお会いしたが、きっかけは私の本(と書くのはうれしいような、恥ずかしいような)だった。
今日(14日)、池田町のカフェ 風のいろで永田浩幸さんの取材を受けた。毎月1回発行されるある新聞に永田さんが記事を連載しておられ、11月号で火の見櫓を取り上げていただけることになり、取材を受けたという次第。この取材のきっかけもやはり私の本。
同新聞の9月号には映画監督の(などと書く必要がないかもしれないが)小津安二郎が取り上げられ、小蓼科高原の小津の別荘・無藝荘で過ごしたときの様子などがタブロイド紙1面の縦半分を割いて紹介されている。
永田さんに伺うと、私が紹介した火の見櫓についても同じスペースを割いていただけるのだとか。私の冗長な話がどのような記事になるのか、楽しみにしていたい。 永田さんよろしくお願いします。
取材後に永田さんの著書『わが心のわさびーず』をいただいた。
ああ、ぼくもこんな文章が書けたらいいのに・・・。