透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

朝カフェ読書「アンドロメダ病原体」

2020-03-26 | A 読書日記



 映画化された『ジュラシック・パーク』の作者であるマイクル・クライトンの作品『アンドロメダ病原体』を読み始めた。

**アリゾナ州ピードモントは、無人衛星の着地後、瞬時に死の町と化した。現地で極秘裡に衛星の回収作業を行なっていた回収班からの連絡も、やがてぷっつりと途絶えた。どうやら地球病原体―それも恐るべき致死性を持つ病原体が侵入したらしい。(中略)地球が直面した戦慄の五日間を徹底したドキュメンタリー・タッチで描く衝撃の話題作。**(カバー裏面の紹介文)

この作家の作品を文庫本や単行本で何作も読んだ(過去ログ)。どれも科学的で専門的な知識を駆使して描かれた作品で実におもしろかった。

『アンドロメダ病原体』も映画化されていることを知った。是非観たい。


 


「アンドロメダ病原体」か「アウトブレイク」か

2020-03-26 | A 読書日記

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 新型コロナウイルス感染者が増加し続けている。3月25日現在、国内感染者は2,000人を超えた。東京ではすでに爆発的な感染拡大が起きている可能性がある、と26日付の信濃毎日新聞の記事が伝えている。長野県で5人目の感染者が確認されたが、感染経路は不明だという。この感染者は発症までの約2週間は松本市内で過ごしていたという。ということは松本市内で感染した可能性があるということだ。

「敵」は全く目に見えないから始末が悪い。感染しないようにすることが大事、とはいえ俄かに免疫力を高めることなど無理だろう。感染しても重篤な状態にならないように体力を維持することも大事だろうが、体力は加齢と共に低下している・・・。せめてこまめに手を消毒したり、洗うことを実行したい。

『アンドロメダ病原体』マイクル・クライトン(ハヤカワ文庫1976)と『アウトブレイク 感染』ロビン・クック(ハヤカワ文庫1988)には黄色のシールが貼ってあるから40代の時に読んだ文庫、ということが分かる。どちらかを再読しよう。