透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

穂高の石神・石仏

2020-03-25 | B 石神・石仏


安曇野市穂高上原にて 撮影日2020.03.22

 前稿に載せた安曇野市穂高上原の火の見櫓の脚元にカラフルな道祖神を始め、庚申塔(青面金剛像)、二十三夜塔、大黒天、小ぶりな文字書き道祖神が祀られている。これらの内、大黒天と文字書き道祖神の建立年は確認しなかったが、他の三体は表面に文政七申年と刻まれている。二十三夜塔と庚申塔は文字もよく似ている。

一番右の道祖神は握手像で、下に保高上原中と刻まれ、右側に文政七申年、左側に正月〇〇日とある。〇〇は私が読めない文字。

このように主要な石仏・石神が並ぶ様はなんというか、ここに暮らす人々の地域を大切に思う心が伝わってくる。なかなか好い光景だ。

以前、やはり穂高で地域の子ども達が道祖神に色をつけているところを目撃したことがあるが(下の写真)、上原の道祖神や庚申塔も子ども達が色付けしているのだろ。

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