透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

そうだ松本民芸館、行こう。

2023-12-01 | A あれこれ

 原田マハさんの『リーチ先生』を読み終えて、「そうだ松本民芸館、行こう」と思い、昨日(11.30)松本民芸館に行ってきました。この民芸館は松本市里山辺、美ヶ原温泉の近くにあります。

受付で受け取ったリーフレットには松本民芸館について**松本民芸館は、柳 宗悦(むねよし)の唱導した民芸運動に共鳴した丸山太郎(明治42年~昭和60年)によって、昭和37年に創館されました。(中略)自らが工芸作家であり、蒐集家であった丸山の「たしかな眼」にかなった収蔵品は、陶磁器、染織物、箪笥など約六八〇〇点にも及びます。**と紹介されています(紹介文の一部)。

松本民芸館のHPはこちら 松本の観光スポットとしておすすめします。

 
△落葉した雑木林の奥の松本民芸館 L形プランの2階建て、蔵造りの建物

以下、移動動線に沿って写真を掲載します。


△玄関ポーチ


△松本民芸館の創館者・丸山太郎のことば「美しいものが美しい」


△1階展示室(1室)


△2階展示室(第5室)


△2階展示室(7室)


△1階展示室(9室)

日常の用に供されるものに宿る美。バーナード・リーチも魅せられた「用の美」。 


1階展示室(1室)に展示されている数葉の集合写真には『リーチ先生』の主要な登場人物であるバーナード・リーチ、柳 宗悦、濱田庄司、河井寛次郎が写っていました。1925年(昭和25年)に入山辺の霞山荘で開催された第4回日本民藝協会全国大会の時に屋外で撮影された集合写真もありました。1953年(昭和28年)に来松したリーチもこの宿に宿泊しています。


△展示品には江戸時代の狛犬も