透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

佐久市御馬寄の火の見櫓

2024-10-14 | A 火の見櫓っておもしろい


1524 佐久市御馬寄(みまよせ) 44〇型トラス脚 2024.10.05

 群馬県高崎市倉賀野にある洋菓子店・ミリオンを出発したのは午後1時45分だった。ここ、佐久市御馬寄に着いたのは午後4時30分。その後、立科町から岡谷市に出て、塩尻峠を越え、自宅に着いたのは午後6時32分。走行距離約151km。

スレンダーで随分背の高い火の見櫓で、遠くから見えていた。少し手前にも1基立っていたが、スルーしていた。この火の見櫓も駐車スペースが見当たらず、辛うじてこの1枚を撮った。この日最後の火の見櫓。

梯子桟のピッチ(間隔)が不明だが、仮に0.4mとすると、火の見櫓の総高はおよそ20mになる。細身だから高く見えるのかもしれない、桟のピッチを.035mとすると総高はおよそ18m。

櫓の上部にバルコニータイプの踊り場・カンガルーポケットが設置されている。このカンガルーポケットの平面形は四角だが、前面が半円に近いものもある。この日見た火の見櫓は9基だったが、どれも個性的。

ヤグ活も15年目(2010年5月に始めた)だが、これまで飽きることなく続けてこられた理由として、姿かたちが多様なこと、それぞれの火の見櫓には建設されてから今に至るまでの歴史・物語があることが挙げられる。後者は短時間ではなかなか知ることができないが、そのような存在であることは常に意識している。

火の見櫓は今や絶滅危惧種。だからこそ、ヤグ活して記録に残すことには意義があると思う。これからも続けていきたい。


 


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