■ 久しぶりの狛犬。東筑摩郡生坂村下生野の五社宮に古い狛犬がある、ということをしばらく前に地元紙・MGプレスの記事(8月11日付)で知った。先日、所用で近くまで出かけた際、五社宮に立ち寄って観賞した。
一般的には向かって右側が口を開けている阿形(あぎょう)の獅子、左側が角があって口を閉じている吽形(うんぎょう)の狛犬、という配置だけれど、ここの狛犬はこの特徴からすると、左右逆。設置するときに左右間違えた、ということでないことは狛犬の姿形から明らか。まあ、何事にも例外はあるもの、この場合も何らかの理由でこうなっているのだろう(と割り切ってしまおう)。以下、便宜的に左右とも狛犬と書くことにする。
▽右側の狛犬
石段を登ったところに鎮座している狛犬。狛犬の際まで階段が迫っているので、正面から写真が撮れなかったが、全体のバランスは良い。目が青い。MGプレスの取材記者も目が青いことに注目したようで、いつ頃から青かったのか、取材を試みたようだが分からなかったという。このくらいの彩色なら気にならない。なかなか顔つきも好い。
▽ 左側の狛犬
つるりんちょな体
尾がつるりんちょ(平滑)な体に貼り付くように彫られている。参拝する時は正面か側面しか目に入らないが、後ろ姿にも注目したい。バックシャンな狛犬も少なくない。
嘉永六丑年という刻字がある。その上の二文字が読めない。下は時?上は分からない・・・。読めないのは知らない漢字だからではなく、知識がないから。左側の文字は惣代世話人と読める。嘉永六年は西暦で1853年、黒船来航の年。この年に建立された。今から270年近く前のことになる。
△ 拝殿
△ 神楽殿
車のエンジンをかけたら
「8月27日」今日は寅さんの日です
と、カーナビが教えてくれました。
1969年8月27日に第一作が公開されたのでこの日が「寅さんの日」
このコロナ禍、寅さんが生きていたら、お祭りもイベントも中止で、とらやに帰ってたでしょうか?
それとも・・・。
想像すると可笑しいですね。
今日は寅さんの日なんですね、知りませんでした。
午後、FMラジオでも寅さんを取り上げていましたが、それも今日が寅さんの日だったからかもしれません。
コロナ禍、寅さんはどうしたでしょうね。まあ、商売にはならないでしょう。かといってとらやにずっと籠っているということも出来ないでしょう。どうしたでしょうね。