透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

868 富士吉田の道路またぎ

2017-08-27 | A 火の見櫓っておもしろい


868 富士吉田市新倉の火の見櫓 4脚44型 撮影日170826

■ 山梨県の富士吉田市にも道路またぎの火の見櫓があることは知っていたが、今まで出かける機会がなかった。昨日(26日)「吉田の火祭り」に出かけた際、見てきた。

富士急大月線の下吉田駅から徒歩で10分足らず、中央自動車道富士吉田線の近くに立っている。鉄筋コンクリート造の消防団詰所(消防会館)の後方に立つ様子(写真①)からは、道路またぎであることは分からない。



後方の如来寺の参道に続く生活道路をまたいで立っている。道路脇の櫓外付け梯子から踊り場まで登り、踊り場からは櫓内部の梯子を登るようにしてある。



反対方向から見る。道路がT字路となっていて後方へ伸びていないために、③の写真は道路をまたいでいるということが感動的に伝わらない。この場合、②の方が好ましい。



それにしてもこの脚はどうだろう。タコの足(触腕)を思わせるカーブだ。



脚は変わったデザインだが、櫓や見張り台、屋根はオーソドックス。反りのついた方形の屋根に避雷針と蕨手が付いている。避雷針の風向計は半分欠損したのだろう。手すり子の飾りはよく見かけるデザイン。梵鐘型の半鐘と木槌が吊り下げてある。

「火の見櫓っておもしろい」というカテゴリーの名前に相応しい1基。


 


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