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午後カフェ読書@スタバ笹部店
■「書き初め」ということばがあるのだから、「読み初め」ということばがあってもおかしくないだろう・・・。ネットで調べると、あった。意味は新年、初めて読書をすること。年またぎ本は『方舟さくら丸』、読み初め本は『免疫力を強くする』だった。
『新型コロナ 7つの謎 最新免疫学からわかった病原体の正体』宮坂昌之(講談社ブルーバックス2020年)
『ルポ 副反応疑い死 ワクチン政策と薬害を問いなおす』山崎淳一郎(ちくま新書2022年)
『コロナワクチン 失敗の本質』宮沢孝幸・鳥集 徹(宝島社新書2022年)
『免疫「超」入門』吉村昭彦(講談社ブルーバックス2023年)
ワクチンや免疫について関心があり、上掲した本などを読んでいる。
日本で最初のコロナウイルス感染者が確認されたのは2020年1月15日だった。『免疫力を強くする 最新科学が語るワクチンと免疫のしくみ』宮坂昌之(講談社ブルーバックス)はその前年の2019年12月20日に発行されており、コロナウイルスやコロナワクチンについては記載がないのは残念だが、読んでみた。
文章だけだと内容を理解するのが難しいけれど、ありがたいことに本書には理解を助ける図がいくつも掲載されている。例えばヒトの体に備わっている自然免疫機構と獲得免疫機構という2種類の免疫システムについて、3枚のプレート(レイヤー)が示され、それぞれ物理的・化学的バリアー、細胞性バリアー(この2枚が自然免疫機構)、細胞性・液性バリアー(獲得免疫機構)となっている。病原体が3枚のプレートを突き抜けてしまうと発症する。各バリアーに説明文がついていて、理解しやすい(などと図を文章で説明しても分かりにくい)。
**免疫学者である私がもっとも自信を持っていえる科学的な免疫力増強法は、本書で繰り返し取り上げた「ワクチン接種」です。現在、存在する医薬品の中では、もっとも確実に免疫力を上げる方法です。**(264,5頁) 免疫力を強くするにはどうすればよいのだろう、と本書を読んだが、その答えがワクチン接種というのは、拍子抜というか、なんというか・・・
いや、さらに読み進めると、次のような記述があった。**こうした薬剤に頼らずとも、免疫力を高める方法は存在します。**(265,6頁)そう、こうでなきゃ。**それは、血管系やリンパ系における細胞の往来をすみやかにする方法です。**(266頁)**往来が悪くなると、免疫応答に必要な細胞が必要な場所に運ばれなくなるために、免疫系の機能が低下するのです。**(266頁)
で、血流、リンパ流を良くするのに有効なのはウォーキングだと、宮坂さんは説く。さらに過度のストレスも免疫力全般を低下させるとも。
日々の生活について。**暴飲暴食を控えて、寒すぎず暖かすぎずの環境の中で節度ある生活をして、毎日、適度な運動をする。**(280頁)
よく言われることが本書の結論。
『コロナワクチン失敗の本質』宮沢孝幸 鳥集 徹(宝島社新書2022年)
本書に出てくる用語を例示しておきたい。ADEとワクチン後遺症は気になる。
自然免疫・・・体内に侵入した細菌・ウイルスや体内で発生した異常細胞をいち早く感知して、排除する免疫反応のこと。好中球、樹状細胞、マクロファージ、NK(ナチュラル・キラー)細胞などがこれを担っている。(27頁)
サイトカイン・・・免疫細胞の活性化や抑制をコントロールし、体内の免疫機能のバランスを保つ働きを持つ物質の総称。(29頁)
ADE(抗体依存性感染増強)・・・ウイルス感染やワクチンによって体内にできた抗体が、感染や症状をむしろ促進してしまう現象。(31頁)
ワクチン後遺症・・・新型コロナワクチン接種後に生じた体調不良が長期的に続く状態を指す。(99頁)
U1さんの毎日の更新、本当に尊敬します。
凄いです。
病気をしない為にはウオーキング!
これに限るのですね。
私も早朝30分位歩いています。
U1さん、今年もご活躍をお祈りしています。
ブログ友歴が長くなりましたね。
コロナワクチンについては、懐疑的なこともありまして、あれこれ関連本を読んでいます。
正月明け、8日に別府温泉に行きます。お目にかかることができればうれしいのですが・・・。
楽しいこと、うれしいことがたくさんありますように。
本年もよろしくお願いします。
どちらのお宿に宿泊されるのでしょうか?
時間が合えばご挨拶に伺いたいですね。
都合がつくようでしたら、お目にかかりたいです。
最新の記事に書きましたが、8日はホテル白菊に宿泊します。別府駅から600mほどのところですね。地獄めぐりをする予定ですが、tamiさんの都合に私だけ合わせても構いません。
別府駅着14:28分の特急です。15時前にはチェックイン、地獄めぐりから戻るのは17時半近くになるかと思います。
お会いすることができればうれしいですが、いかがでしょう。