■ この頃「ロハス(LOHAS)」という言葉を雑誌などでときどき目にするようになりました。Lifestyles Of Health And Sustainability 意味は「体にも環境にも配慮する生活スタイル」とでも意訳すればいいのでしょうか。この言葉の認知度は約4割だとか。
この言葉を知ってからは例えばこんなラベルの付いたペットボトルに意識が向くようになりました。 「おいしい+環境にいい」って具体的に何が、どうなのかはわかりませんが・・・。容器が薄くてつぶしやすいとか、そんなことでしたっけ?
体に優しい生活、地球環境にも優しい生活、これはあまりにも漠然としていて対象領域というか、範囲がよく分かりません。どんな生活をしていても、体に優しいかどうかはともかく、地球環境に優しいことは何かしていそうな気がします。
でも、ロハスな生活というと積極的に体にも地球にも優しくなくてはいけないのでしょう。
ではソーラーパネルを屋根に載せて、風車をまわして・・・、そんな生活はどうでしょう。 ロハスな生活といえるでしょうが、どうも違和感を覚えます。なにか違うんじゃないかな~、と。たとえ代替エネルギーに頼る生活にシフトしたとしても、それってどうなんでしょう・・・。やはりエネルギー消費そのものを減らすことが基本だと思うのです。
風呂には家族が続けて入るとか、テレビは家族そろって見るとか、夜更かししないとか、朝は早起きしてラジオ体操でもして家族全員で食事をするとか。高度成長が始まるまでは、そう昭和30年代末まではこんな生活がごく普通だったというイメージがありますが・・・。
地球環境に優しい生活の前提として、まずは個人の、家族の健全な生活があるような気がします。
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