佐久市茂田井にて 2024.04.02
地面の蓋の後方に立つ火の見櫓は後ろに迫る落葉樹林と同化していて、姿かたちがよく分からない。
◎ ひらがなで「もたい」とだけ表記されているマンホール蓋。漢字では茂田井。江戸時代にはひとつの村としてまとまっていた茂田井は現在行政上、立科町茂田井と佐久市茂田井とに分かれている。佐久市と立科町にまたがるこの地区で特定環境保全公共下水道事業を運営している川西保健衛生施設組合(構成団体は佐久市、東御市、立科町)の蓋。下に載せた立科町の蓋と同じデザインで「たてしな」という表記だけが違う。
マンホール蓋の外周にはスズランがデザインされている。シラカバ、その後ろは女神湖か。背景には蓼科山が描かれている。円形の中にうまく納めたデザインだと思う。