『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

素でない、「演技」で・・・・

2008年12月08日 | Weblog
12月になったと思ったら、もう8日。年末って、本当に慌しい。
今週末は劇団の稽古。来年5月にある公演の台本が出来てきて
本読みが始まる・・・・・はずなんだけど、いまだに台本が届かない。

今度の芝居はどんな役になるのか?ちょっと想像つかないのだけれど、
少なくとも次の公演では、今までとは違った演技をしたいです。

初めての舞台は豪華客船のクルー役。

まぁ、ご愛嬌と言いますか、とてもビデオを見る気になれないほど、
とにかく台詞を言っているだけ。酷いものです。

2回目の公演はアメリカ南部の町で、IT産業を誘致して町を
活性化させようとする、いわゆる熱血漢の役。

相手役だった女性は、若くて美人。
この役は実にはまり役だった気がするけど、それだけに素でやってしまった。
相手役に恵まれ、公演の直前まで悩んでいた自分と1時間以上、
二人きりで台詞のやり取りを練習して、相手役の演技にぐいぐい引っ張られて、
本番直前でテンポ良く出来るようになった。
相手役が劇団の演出助手をやっている関係で、
「なかなか自分達の演技にまで手が回らなかった」
と言って、謝ってくれたけれど、それ以前に僕の実力不足のほうが大きかった。
本番での演技そのものは悪くなかった気がしますが、自分としては今ひとつ。
それでも、2回目にしては大きく成長した気がした。
この時から生やし始めたヒゲは今でも生やしていますが、
流石に茶髪&金メッシュは就職活動と今年の役作りでやめました。
でも、「爽やかで若々しくなった」と意外な反応がありました。

3回目だった今年は、いい奴なのか?悪い奴なのか良く解からない役。
NYにあるカフェに集まる仲間の一人で外科医の役。

自殺未遂の子を励ましたりするんだけど、恋仲だと思っていた相手の
浮気が発覚して、別れてしまう。店の常連からは「嫌な奴」と言われて消えてゆく。
今年は私生活、と言っても会社でのことですが、「嫌な奴」といわれる役が
会社でのゴタゴタとダブって、辛かった。
開き直って1週間かけて、思い切り嫌な奴の演技に切り替えたら、座長がNG。
主役より強い印象を与えてしまう演技は、確かにNGの気がした。
それと、その演技も結局は半分以上、素でやってる事になる。
そういう意味では、余り進歩のなかった公演だったかもしれない。

さて、来年の公演は目標があります。
次の芝居では、素でなく「演技」で役を演じるつもり。つまり、作り物になる事。
芝居って、実はそれが出来なければ駄目なんだって思う。
そういう意味では、今まで以上に台本をよく読んで役を演じたいですね。
それと、今年も悪かった活舌。台詞がしっかり聞こえるようにしなくちゃ。
声も、もっとお腹から出すようにしないと、タダでさえ高い声なので格好悪い。
もう一つは、演技での姿勢。背筋が、丸まっている事が何度もある。
仕草の癖も直さなくちゃいけない。歩く時も、もっとゆったりと美しく。

これが目標ですかねぇ。
週末の本読み稽古までに、台本が来るのか?・・・・・少々心配です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする