『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

音楽の原点って・・・・

2008年12月16日 | Weblog
不思議なくらい僕はいつも相方Charlieの事を考えている事がある。
付き合いも30年を超えた。
多分、一番長く、一番関わりがあるくせに、両者の間の距離は
絶妙な距離で保たれている。

例えば趣味。
かつては一緒にテニスへ出かけたことがある。
結構、性格どおりに癖球を打つ、なかなかのテニスプレイヤーでした。
ところがそれも一時だけ。やっぱり僕らは音楽でしか繋がらない。

その音楽も全くと言って良いほど趣味が違う。
Charlieはビートルズ、ビリージョエルなど、英語が堪能なだけに
洋楽のバラード系の曲を好み、レパートリーも広い。
独特の歌声は、上手いというより個性があって味がある。
ライブハウスで聴く音楽も、Charlieは70年代のロックやブルース、
とりわけ女性ボーカルが好きなようで、そういう系統のライブハウスに
足しげく通っている。

対して僕は、ウェストコースト系のロックを好む。
それとボーカルの入っていないフュージョン系の演奏がこの上なく好き。

僕が通う殆どのライブがインストロメンタル。
ボーカルは余程気に入った人意外は、聴こうとは思わない。
CDは良く買いますけどね。

Charlieの作る音楽は、凄くシンプルだけれど、何処かにビートルズの
影響を受けた良い曲が多い。
対して僕の曲は、昔の四畳半フォークの延長。

そんな二人がやる音楽は「なんちゃってボッサ」なる、インチキ音楽。
演歌風の曲やフォークソングをボッサ風にしたり、ほんとに如何わしい。
でも、楽しいんだよね。

最近、自分達の演奏した音源を聴いて思うのは楽しそうな事。
かつては上手く聞かせようと、コーラスに工夫したり、
敏腕ギタリストの演奏に頼って、上手な演奏をしていたつもりだけど、
その頃の音源を改めて聞いてみると、確かに演奏に
バランスが有って決して下手じゃない。
むしろコンテストでそこそこの成績を残しただけの
実力を感じさせる部分がある。
ところがその演奏を聴いていると、意外と楽しさが伝わってこない。
何処か卒の無い演奏が、自由を奪っているような・・・・

最近、新鮮味やかつて無い楽しさを感じているのだが、実際に
ライブや練習の音源を聴くと、演奏こそミスが多いが楽しさが音に出ている。
音源なのに、聴いている歌声から笑顔が見える。
多分、ライブを聴いてくれた人には楽しさが伝わっている気がします。

音楽の原点って、聞かせることより自分が楽しむ事なんでしょうね。
そんな事を感じるから、僕はいつも相方の事を考えているのかも知れません。
コメント
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