『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

長い旅の始まり

2008年12月11日 | Weblog
一昨日届いた今度の芝居の台本。
毎日、目を通して台詞の言い回しを考えている。
ちょっとしたアクセントや、区切り方ひとつで表現が随分変わる。

部屋で一人ぶつぶつと台詞を練習しているのって、傍から見たら
気持ち悪いだろうなぁ・・・・。
でも、今度の芝居は幽霊と喋るシーンがあって、
その幽霊の声は特定の人間にしか聞こえない。

幽霊との会話を他の人が聞いて勘違いするといった場面もある。
そういったやり取りはテンポ良くやらないと見ていてもつまらない。
演技力が試されるシーンでもあります。

そんな事を考えながら、今日も2回ほど台本を読みました。
台詞を覚える前に、芝居の流れや配役を見て、
「あの人ならこう喋りそうだな・・・」
なんて、勝手な想像をしながら自分の台詞を作る。

一昨年は、相手役が上手かったので僕が合わせるだけで済んだ。
相手役は演出家の要求にすぐに対応して、キャラクターを変える。
その変わり身の早さに驚き、感心しながら、相手が自分よりはるかに上を
行っているから、思い切りぶつかって行けた。最初は空回りしていたけど
結局、相手役に引っ張られて、納得できる自分の演技をする事が出来た。
そんな事もあって、相手役の女性に惚れ込んで、今やすっかりファンになってしまった。

ところが今年はそうじゃなかった。
相手役の演技が自分のイメージとかけ離れていて、なかなか噛み合わなかった。
それでも、本番までに何とか間に合って芝居自体は悪くなったけれど、
本音の所では、もう少し相手役に変わってもらいたかった。

今回は特定の相手役は居ないけれど、恋焦がれてそれを口に出せずに
ずっと来てしまった相手がある。
お互いに決して口に出さない、その相手との二人きりの会話は、
台本を読んでいても凄く切ないシーン。
このシーンを暗くせずに切なさを伝える演技、台詞の言い回しが難しそうです。

稽古の日程も決まっていて、正月明けの10日から毎週土日、祭日は全て稽古日になっている。
それも2日目から、昼12時半に始まって夜9時までというのが基本的な稽古時間。
これが5月の連休までずっと続くのだから大変です。
幸い、サッカーのリーグ戦は重なる事が少なそう。
逆に、相方との音楽は練習時間を工夫しないと駄目ですね。
土曜日は夕方5時に終わる事が結構あるので、また我侭言って夕方から練習に
してもらおうかと思っています。(相方、宜しくです!)

でも、何処かウキウキしています。
今年の公演が終わった時に「もう辞めようかな・・・」って思っていたのが嘘のよう。
また大家族と一緒に、凸凹や上り下りの多い、長い旅の始まりです。
コメント
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