『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「PERIGUNS」@調布Ginz

2008年12月15日 | Weblog
参りました・・・・・
この一言が、今日の感想です。
これ以外浮かばなかったくらい、久しぶりに興奮したライブ。

僕のアイドルギタリスト竹中俊二率いる「PERIGUNS」。
メンバー
竹中俊二(Gitar)http://www.myspace.com/shunzzytakenaka
草間信一(Keyboads)
立川智也(Electoric Bass)http://www014.upp.so-net.ne.jp/TThome/
高田 真(Drums)
中島オバヲ(Percussion)http://www.3rdstones.com/obawo/index.html
このユニットに、若手サックス奏者の本間将人さんが加わったライブ。
俊ちゃんは11月下旬から12月末まで、この間僕が観に行った「アラカルト」に出演中。
「アラカルト」では、大人し目のジャズを聴かせてくれるのですが、
一ヶ月も続けると、多分俊ちゃんは何処かで、エレキギターに思い切り
ディストーションをかけて弾きたくなるんじゃないかっ?
て思っていたから今日は楽しみにしていました。

僕は今でこそ、女々しい「なんちゃってボッサ」なる音楽を相方と二人で
新しいジャンルとして広めようと(嘘です)やっていますが、
若い頃はラリー・カールトンやクルーセーダーズといった、
あの当時「クロスオーバージャズ」なんて呼ばれていたフュージョンを
結構聞きまくっていた。特に78年に来日したラリーカールトンを生で聞いている僕は
今でもそのアルバム『Mr.335 Live In Japan』を良く聞きます。

「PERIGUNS」の演奏は、その当時を思い起こさせるスピード感やスリリングな
演奏を冒頭から聞かせてくれて、ぶっ飛びました。
奇しくもそのアルバムのバンド構成と同じ
Larry Carlton(g,vo)
Greg Mathieson(key)
Neil Stubenhaus(b)
John Ferraro(ds)
Paulinho da Costa(perc)
だというのが、そう思わせたのかも知れないけれど
決してラリーカールトンに似ているって言うのではなく、空気って言うのかな?
俊ちゃんのが弾く伸びのあるギターのフレーズに加え、草間さんのKeyboardの音や
立川さんのベースがドラムの高田さん、パーカッションのオバオさんのリズムと
キッチリ絡んで、絶妙のバランス。
僕にとって「馬鹿テク」って言うのは、こういう恐ろしいまでの一体感のある演奏。
勿論、個人個人のテクニックは多分日本ではトップクラスのメンバーじゃないかな?
中でも草間さんのKeyboadは、結構お気に入りです。

それにゲストで加わった本間将人さんはまだ30歳になったばかりの若手なのに
テクニックは抜群。久しぶりに張りのあるアルトサックスに加えて、
艶っぽいテナーサックスの音の生演奏を聞かせてもらっちゃった。(満悦)

そしてこれまた飛び入りで、俊ちゃんとこの日の出演者中島オバヲさんと
一緒に組んでいるユニット「Pignose」のボーカリスト太田仁子さん
http://homepage2.nifty.com/norikoohta/index.htmlが二曲ほど唄った。
太田さんは、相方Charlieがお気に入りのボーカリスト。
話は聞いていたけど、なるほど・・・・・フムフム・・・・・
相方が気に入るのも解かる気がしました。

いやぁ・・・・とにかくこのバンド、パーンとブレイクしてもおかしくない、
正統派のクロスオーバージャズグループですよ。
とにかく、メンバーの実力が凄い。久しぶりに「なんじゃ?こいつら・・・・」って言うバンドでございました。
俊ちゃんは、一体どれが本当の姿なんだろう?
不思議なくらい、色んな顔を持つギタリストです。
さしずめ「七色仮面」(古ぅ)・・・・いや、「怪人二十面相」とでも呼びましょうか?
コメント
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