他人様のことを考えてあげるのは大事なことだって
親からもそうやって育てられ、ずっとそうしてきたつもり。
でも、ここ半年でその考えが少しずつ揺らいできました。
以前の日記に書いたとは思うけれど、お袋が生きているうちに
実家の隣の土地を安く譲ってもらって、引っ越す話も
隣地の持ち主が亡くなって、不動産業者が介入して
結局、無理して買うメリットも無いので止めた。
その話だって、元々は身寄りの無い隣家のおばちゃんが
一人暮らしをしているのを、何だか放って置けなくて
お袋と一緒に面倒見てあげてたから、一人も二人も一緒だって・・・
いざとなったら、僕が面倒を見てあげるつもりで居た。
そういう関わりから始まった話だったのに・・・・
今度はその土地を買った人が、うちの実家の境界線上に
きちんと私道を整備して、接道していない奥の家も含めて
接道出来て、建て替えができる上に埋設管の整備をして
土地のこともすっきり出来るよう実家の土地を小さくしても
みんなが気持ち良く住めるようにって思って
実家の土地の一部売却を提案したんだけど、当の本人は
『通行する権利』とか『土地の値段はこんなもの・・・』
なんて、自分都合の良いことしか言わないので、
いい加減に腹が立ってきてしまった。
自分の身を削って、他人様のために何かをしてあげようなんて
こちらが考えているほど、受け取る側が横柄だったり
図々しくて『さも当然・・・』と思う人と関わると
何だか損失感しか湧いてこなくなっちゃって・・・・
これは兄弟に関しても同じような部分があって、
兄貴や姉貴はちゃっかり自分中心の都合よい解釈しか
していないことが間々あって、イライラしたことがあった。
兄弟はそういう部分で、はっきりものが言えるし
少なくとも僕の兄弟は、そんなことで亀裂が入るような
柔な関係じゃないので、疑念も解消されるんだけれど・・・・
何だか、自分のことだけ考える人が回りに凄く増えて
信頼できる人間はバンドの相方などのごく一部になってきた。
少なくとも、相方ほど信頼できる人間は今後、現れない気がする。
劇団の人たちだって、そういう意味では我侭で自分勝手だし
それに付き合わされて、嫌気がさしたりするんだからね・・・。
で、悩む・・・・
もう、そんなに良い人で居る必要は無いんじゃないかって・・・
相手が愛していないのに、愛情を注ぐ必要は無いんじゃないかって・・・