今年の一月にお袋が亡くなって、もうすぐ半年。
ところが今度は嫁さんのお母さんが危ない。
ここ一年くらいで、急に身体の具合が悪くなって
今は終末治療に近い状態・・・・
それで昨日は急遽、嫁さんの実家のある千葉まで、家族全員で見舞いに出かけた。
偶然、今週はみんなの予定が無く、僕は他の用事をキャンセル。
片道75kmの道のりは、車とはいえやっぱり遠い。
いざと言うときに、間に合わない距離って言うのかな・・・・
そう考えると、僕のお袋は15分も有れば行けたから良かった。
でも、お袋が居たときは余程のことが無い限り、いざという時に備えて、
会社の帰りに酒を飲んで帰宅することをしなかった。
いつの間にか、その習慣が身についちゃって、
帰りがけに一杯・・・・なんてことは殆どしなくなった。
でも、同じ年にこういうことが続く気がして嫌だなぁ・・・
嫁さんのお母さんには、散々世話になっていたし、
結婚してから、ずっと『雄二君』って呼ばれて
色々、気を遣って貰ってきたから・・・・・
病室へ行くと、黄疸の症状が出ているらしく身体が黄色い。
まるでカレー粉に塗した様に、人間ってこんなに黄色くなるんだ・・・・
って、思ってしまうほど、その変わり様に驚いた。
もう、殆ど口も利けず・・・・
嫁さんに、『お母さんと話したいことが沢山あるだろう?』
って言っていたのだけれど、嫁さんは『別に話すことは無い』と言う。
後で後悔するぞ・・・そうなってからじゃ遅いんだぞ・・・・
って、言っているのだけれど、嫁さんはもう諦めている様子。
何だか、去年の11月の叔母に始まって、一月のお袋、
そして今度は嫁さんのお母さんと、大事な人が皆、病に犯されている。
そういう歳周りになった・・・のかも知れないけれど、
大事な人には、ずっと元気で長生きしていて欲しい。
いい歳して、そんなこと考えるのは、おかしいのかな?