今週は先週から始めたペルチェ素子の実験に一つの結論が出ました。
実験の結果、構想通に行かず、結果は『失敗』でした。
『失敗』と言うのは全く駄目だったわけではないので、
時間をかければまた、別の方策が生まれるかと・・・・
こういう失敗が、次につながるんだという手応えもありました。
残念だったのは、前の会社の弟子に、要らなくなった部品を
分けて貰えないかと、メールで相談したこと。
それ自体は全く問題ないのだけれど、そのことについて返ってきた返事が
いかにも判ったような事を書いたメールだったこと。
何だか、凄く空しさが残っちゃいました。
それで、頭を切り替えて、今の事務所のメンバーに相談しました。
僕の考えや理論的なことを、解りやすい数式や図にして説明すると、
それに対して、色々な経験値から来る意見が沢山出ました。
これは逆にこっちが教えられるような意見で、嬉しかったですねぇ。
みんな、理屈が得意じゃない、いわゆる若き職人たちの集団です。
いくら頭の中で考えて、もっともらしい理屈をつけてみたところで
経験値から来る物には、到底かないません。
そういう事は、僕自身が一番経験してきたので、良くわかる。
だから、みんなで考えて意見を出し合うことが凄く楽しかった。
もう迷うことが無くなって、具体的にこういう物を作るのだと決めました。
そうしたら腕のある職人たちが、こうやった方が作りやすいとか
また僕の知らない事を、教えてくれる・・・・
会社が変わって、こういう話が出来るのはお互いに信頼し合っているからですね。
ある会社に出す報告書があって、職人たちはそういう物を書くことに慣れていない。
僕がその検証をして、こうしたら解りやすいよ・・・・
と言って、文章の構成や、書き方を指南した。
その報告書が解りやすいと、ユーザーから好評を得て、そのお客様から
『こんなに丁寧で解りやすい対応をしてくれるので、今後も頼みたい』
と、嬉しいお言葉を頂いたのです。
そんな事もあって、皆が僕を信頼してくれている。
お互いにリスペクトし合っている関係っていいですね。
実験の失敗も、皆とのつながりを強くしたという意味では
あながち『失敗』だけでは無かったようです。