今日は石崎先生がいらっしゃって、唄のレッスンをしていただきました。
いつも通り、石崎先生の指導は目に見えて唄が変わるのです。
何が違うのでしょうねぇ?
やっぱり『魔法』を使っているとしか思えないんだけど、
冷静に先生の指導する姿を見た印象を最初に書いておきましょう!
『すげぇなあ•••••プロの指導ってのは!』です!
まずは圧倒的な実力の違いを、さりげなく見せる。
声の出し方も、皆がやっている方法を再現して、
そして軽く要求しているレベルの唄い方をまた、さらりと見せる。
我々がその真似をすると、不思議なほど変わるのですよ。
本当にすごい、プロフェッショナルとはこういうものなのですね。
退職した会社で僕が育てようとしていた若者に言ったことがある。
『自分に後輩が出来た時に、プロの違いを見せつけること』
大学を卒業した新入社員は、ある程度自信を持って入社してくる。
その時に数年でも先に入った人間は、その新入社員に対して
『アマチュアとプロの差を見せなさい』と・・・・。
新入社員を潰したり、イジけさせるのが目的ではない。
曲がりなりにも、先輩社員として経験してきた事を見せることです。
そういう事を見せつけると、その後輩は発奮して勉強する。
そして数年すると、対等に議論が出来るようになる。
少なくとも弟子以外に、そういった関係の仲間が数人いいる。
お互いにリスペクトし、判らないことはハッキリと言う。
後輩は先輩を見て学び、足りないところを吸収して行く。
特に技術系の仕事では、そういう事が大事になる。
数年でも先輩ならば、その間に経験したことで差を見せつけるため
勉強をし、自分のレベルを上げておくべきだと思っていました。
ところが殆どの人はそういう努力をしませんね。
ただ、先輩風を吹かせるだけで、中身は何もない。
そんな人を尊敬してくれるのかな?
僕はそんな事を、考えながら仕事をしてきました。
以前にも書いたことがありますが『プロ』と『アマチュア』の違いは
アマチュアがやる『普通』のことは当たり前のように出来ること。
そして、プロはアマチュアみたいなことはやらないこと。
出来てもやらない・・・・これが大事だと思っていました。
今の若い人は情報が簡単に手に入るから、さも自分の経験のように
『知ったかぶり』をする輩が凄く多いですね。
だから経験からくる言葉を発すると、逆に反感を買ったりする。
そういうレベルは、学生でも知っていることなのだと気が付かない。
教えてもらう側は『自分が出来ない事を受け入れる』事です。
それが出来るようになれば、幾つになっても人間は成長する気がしますね。