『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『手駒』だけで乗り切ろうとする人間

2016年03月11日 | Weblog

今の仕事を始めて1か月が経過し仕事もだいぶ慣れてきた。
何にも解らない業界というのは、ある意味面白いのだけれど
正直な話、そういった新しいことにワクワクする半面、
新たに自らそれをやろうとする気力が今ひとつ湧かない。
これは歳を取ったということなのでしょうかねぇ?

でも退職した子会社には、若いくせに新しいことにチャレンジしない。
いわゆる『手駒』でやっている連中ばかりだったから、
歳のせいでもないのかも?

『手駒』というのは自分の手の中にある駒。
相手に勝とうとするならば、手駒を増やすしかない。
これは仕事や遊びでも一緒。

ところが世の中にはこの『手駒』だけで乗り切ろうとする人間が多い。
子会社の連中は殆ど『手駒』だけで仕事をしていた。
それも手駒が物凄く多いなら話は別です。
たかだか、10年足らずの若い社員に使える『手駒』が在る訳がない。

新製品といっても『新技術』を組み込んで性能を上げるわけじゃない。
新製品は例外なく既存技術のオンパレードで、今時のデジタル技術とやらに頼って
基本的なところにメスを入れようとしない。
今まで通りの物を作れれば、それで満足している連中でした。

サッカーでも練習をして、少しでも上手くなろうという意識が無い人が居る。
去年、他のチームが我々を倒そうと、上手い連中を寄せ集めて来た。
そのチームの代表が『俺たちは練習しないでも勝つのがコンセプト』
なんて生意気なことを言っていた。
当然、僕はチームの連中に『こういうチームには勝たせてはいけない』
と言って、試合に臨んだのでした。結果については書く必要もないでしょう。

劇団でも芝居が上手くなりたいと思っている人は意外と少ない。
殆どの人は、今まで通り・・・・だから、違う芝居で違う役をやっても
いつも同じ役に見えるのです。
これは僕も凄く気にしているところです。

最近、やらなくなったバンド。
相方は練習が好きじゃない。
上手くなろうと思わないのか?・・・・と昔から思っていたけれど
それでも通用しちゃうところで活動すればいいのだから問題ないのかな?

これらに共通して言えるのは『勝てる試合しかしない』ということ。
まぁ、それでも良いのですよ。
仕事でも遊びでも、本人が楽しくやる事が第一ですからね。

ただ、僕は何をやるにしても、現状より少しでも上に行きたいと思う。
そのためには一生懸命、勉強したり練習したりする。
そういう努力は、必ず結果になって返ってくる事を知っていますからね。
その辺りが『ストイック』と言われる部分なのでしょうか?

そういう『ストイック』な部分が湧き出てこない・・・・
定年後の仕事は、そんな感じですねぇ。

コメント
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