今日も、リベンジ。
去年は雪で、ランドパッサー橋のコースが通れなくて、大回りしてツェルマットまで乗った『氷河特急』。
今回は快晴の中、去年味わえなかったコースを8時間かけてツエルマットまで移動しました。
正直な話、僕はこの『氷河特急』の一日はあまり嬉しくない。
8時間の鉄道による移動は、いわば缶詰。
景色も山の中でそんなに変わりないし、トンネルばかり。
何よりも苦痛なのが昼ごはんに出てくる料理。
日本の鉄道の駅弁や、かつてあったビュッフェや食堂車のイメージで居たら、大間違い。
ハッキリ言って、肉料理はソースの味も今一つ、付け合せなんて不味いと言った方が正しい。
デザートも含めて、電車の中で出てくるものは全て美味しくない。
こんな苦痛な時間を含めての8時間は退屈な時間です。
まぁ、僕の場合は3度目なのでそう思うのかもしれませんが・・・・
そんな車内で唯一楽しかったのが、一番後ろの車両で観る鉄道の景色。
ツアー客に鉄道マニアの『鉄ちゃん』が居て、興奮しまくってました。
日本の鉄道は世界一なんて思っていたら大間違い。
世界一なのは、時間通り走ることくらいでしょう。
富士山より高いところに普通の格好はもとより、車椅子で行けたり、
現に今回のツアーには松葉づえをついた方が一人いたけれど、問題なかった。
日本ならトンネルを掘ってしまうであろう峠を、軽く越えてしまう。
尚かつそのスピードがすごい。
ついさっきまで居たのが、この写真の一番上です。
技術敵にもスイスの鉄道は、かなりハイレベルな技術ですね。
効率や時間より、乗る人に楽しんでもらおうとする観光立国の意地なのか?
とにかくスイスの鉄道に乗ってみると、そのレベルの違いを目の当たりにする感じでした。
夕方、ツェルマットに到着。
明日も天気は良さそうです。