『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『チンピラ』

2017年06月03日 | Weblog

今日は、プロモーションビデオの練習と衣装の打ち合わせ。
劇団の芝居と違って、映像のスタイリストをお願いするらしいのだけれど
どんなコンセプトで衣装を考えればいいのか?
が判らないので、とりあえず爺さんに見えそうな野暮なスーツと、
若い頃に買った遊び着のスーツにシャツをスーツケースに詰めて出かけた。

練習の前に、元バンドのドラマーだった嶋ちゃんのライブを
聴きに行く約束になっていたので、原宿の駅から表参道にある、
ライブスペース『LAPIN ET HAROT(ラパンエアロ)』まで、
衣装の入ったそのスーツケースを持ってガラガラと音を立てながら歩いて行った。
休日の原宿は本当にすごい人出ですね。
かき分けて歩くだけでも、爺さんは相当疲れます。

ライブは、嶋ちゃんの出身大学のジャズ研と軽音楽部のOB会。
去年から年に一回のライブで、ドラムを復活した嶋ちゃん。
演奏の方は、演奏はなかなかだったけれど、唄がイマイチ。
女性ボーカルは上手いのだけれど、僕にはパンチが今一つ。
それでも十分聞くに耐える唄い手でしたよ。
イマイチなのはコーラス。
音は外れていないけれど、音の頭が揃っていない。
何となく音を探っている感じで、その分アタックが弱くなる。
最近は、唄と言うとエッジがきちんとしているか?に
注目して聞いているから、余計に気になったのかも?
それでも、ライブとしては十分に及第点の演奏でした。

嶋ちゃんの出番が終わって、僕は急いで大久保まで移動。
まずはダンスのおさらい…
僕とM谷さんの二人で先週の振り付けの確認をしていたら、
振付けの河岡先生が『あっ、変更になるから忘れていいです・・・・』
二人は声をそろえて『えぇぇぇぇ・・・・1週間の練習がぁ・・・・』
実際、二人の振り付けは半分以上変更になった。

衣装はまず、女性の衣装からチェック。
僕が見る限り、合格なのは二人だけ。
去年、母親役だったO川さんはシックなワンピースを持って来られて、
エレガントで上品なお婆ちゃんのイメージ通り。
その他はと言うと、やっぱりセンスがない・・・・
芝居でもそうだけれど、いつも若作りで年齢相応の芝居や服装が出来ない。
婆ちゃんの役なのに、中年が着ても恥ずかしいと思うような
服装を選んでくるのですよ・・・・
見ている方が恥ずかしい・・・・
今年の芝居でも劇団の女性メンバーから言われたのに・・・・
まぁ、他人の事はどうでも良いですけれどね。

僕はM谷さんと事前に電話で相談して、スーツ2着とシャツを持って行ったんだけれど
僕的には『ちょっと元気そうな爺さん』もどうかな?って思い、
白いボトムスに、藍色地にギターの柄のアロハを着て行った。

まずは『個人的には、こういう感じが好きなんですけれど・・・・』
って、その服装をスタイリストの女性に見せた。

『あっ、いいですね。危ない感じのオジさんっていう感じ・・・・』
と言うコメントを頂いて、一発採用!
スーツケースに入っていたものは見せずに、着て行った服装そのものが
採用と言うことになりました。
色合いを見るために、他に色々な色のアロハを持って行くと言ったら
大塚先生が『沢山持ってるから大丈夫よ』ってスタイリストに・・・・

スタイリストの女性は瀬川さんと言って若い美人。
映像監督やカメラマンの男性も若くて格好いい。
しかも皆さん若いのに、しっかりしている。
流石は『クールビューティー』の大塚先生の取り巻きですね。

しかし、スタイリストの瀬川さん『危ない感じ』って・・・・・・、
僕は『ちょっと元気そうな』って言ったでしょ?
普段着、しかも前はこれが基本的な通勤着だったんだから・・・・
対して、M谷さんはダンディーで上品な雰囲気。
ちっくしょう・・・・
なんでいつもこういう役回りになるのかなぁ?

まぁ、自分の格好を鏡に映してみたら、何となく納得した・・・・
えぇ、家族からも『チンピラ』って呼ばれる爺さんですから。

コメント
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