今日は、YouTubeに配信するプロモーションビデオの練習。
女性6名、男性2名のジジババダンサーと若手女性1名に男性2名のうち、
今日は女性3名と男性1名、若手1名が欠席。
振付けは変わらないけれど、動きが少し変更になった程度。
僕はいまだに上手く出来ない振り付けが1か所あって、
どうしてもその部分でつっかえてしまう。
こういう事は練習して打開するしかありません。
いつもの事なのだけれど、今日も姉さんとちょっとした意見のぶつかり合い…
芝居に限らず、何でもそうなのだけれど、誰かと一緒に何かをやる場合、
お互いの主義主張があるのは致し方が無い事。
劇団の男性陣は、皆さん社会で揉まれてきて、折り合いの付け方が上手い。
僕はその中でもかなり自己主張が強い方なのだけれど、
先輩方は『それも大事な事』と懐深く受け止めてくれる。
だから、男性陣は仲がいいし、チームワークも取れている。
ところが、劇団の女性の殆どは社会で揉まれてきていない。
と言うより、そういうぶつかり合いをしながら仕事をしてきた経験がない。
その癖、いつも『自分が正しい』と思っているから当然、軋轢が生じる。
今日は振り付けの動きで、僕の動線に入ってくるからぶつかった。
そうしたら
『私がこう動くのだから、早く通り過ぎて…』
と言う。
『僕は普通に移動しているのだから、横切るのが判っていたら
動線の反対側に自分が避けて移動したらいいでしょう?』
と、言い返した。
『振付け通りにやってます』
自分は正しい、自分はきちんとやってる…と言い張る。
終いには『わかった』って、不機嫌な顔をして結論を出さない。
僕はこういうのが一番苦手で、正直言って嫌いなタイプです。
こういう人って、仕事でも居るんですよ。
いわゆる『協調性』云々を言っているのではなく、
お互いに譲り合って、最善の方法を考えるのが『僕の流儀』。
話し合って『こうしたらいいね』と言う風に考える事で、軋轢は生まれないし、
話の中で僕に非があれば直す事は、これっぽっちも惜しまないです。
サッカーでも自分のミスより他人のミスを指摘するような人間が居る。
ミスをした人間を咎めたりするような人間は結局、それ以上のプレイは出来ない。
そういう類の人はどこにでも居るのですが、僕のチームには入れないです。
話し合ったり、お互いの意見を聞きあったり・・・・・、
そうやって僕ら男性は、色々とぶつかりながら会社人生を送ってきた。
言いたか無いけど、劇団の女性は年齢を重ねているだけで、人生経験が足りない人が多いです。
僕の大好きなオバチャマや、O川さんはそういう意味では、懐が深い大人の女性だなぁって思う。
まぁ、芝居にも小手先のテクニックじゃない部分で、そういうところが出ていますけれどね。
他人との関わり合いをきちんと出来ない人は、人生経験豊富とは言えません。
苦労して大変だった人生を送って来ても、僕らのような経験して来ていない。
他人と一緒に何かを楽しくやるには、時には自分から折れる事も必要。
そういう事がとても大事なのになぁ・・・・。