昨日に続き、車の話題。
ここ一か月、仕事の都合もあって、週に2回くらい車で通勤している。
以前は三鷹から府中を抜けて、川崎街道を使って多摩センター通りに抜ける
最短ルートを使っていたのだけれど、この道路は曲がり角が多くて
僕のように曲がる事、ハンドルを切るのが嫌いな人間には、
どんなに流れがスムーズでも、好きになれないルートだった。
そこで、新しい道を開拓しようと思って、職場を出てから
一旦、京王線を横切って、高台の上にある道路を使ってみた。
この道路が『南多摩尾根幹線道路』、通称『尾根幹』と呼ばれる比較的新しい道。
片側1車線なのだが、右折車線と左折車線がしっかり作られていて
一車線なのに、車の流れが非常にスムーズに進むのです。
仕事場の京王堀之内から尾根幹へ出て、一旦山道へ出る。
ここから左折して、ひたすら一本道で三鷹まで。
途中の若葉台を超えたところで、尾根がピークになり、
そこから先は下り坂になる。
この時に、都心の夜景が見事に広がって見えるのです。
新宿のビル街、東京タワーやスカイツリーまでハッキリ見える。
なかなかの絶景です。
ちょっと遠回りになるけれど、時間的には殆ど変らない。
何よりも、夜景が見えた途端に、都心へ戻ってきた・・・・
と言う感じになるのが好きですね。
行きは昼間に同じ道を逆走する。
尾根幹に入ると、左右に緑地帯があってまるで箱根のスカイラインや
軽井沢の裏道を走っているような景色の中を走る。
この道、自転車道も整備されていて、自転車愛好家が走りを楽しむ
道路としても人気があると聞く。
運転は面倒で、最近は好きじゃなくなっているけれど、
こういう道をのんびりと走れる道路が都内になるのが意外だった。
スピードが出なくても、渋滞しない道路っていうのも好きなところ。
こういう道路がどんどん出来たら、道路行政の必要性が
一般にも認識して貰える気がする。