北海道は真冬の台風と言う感じで大変なことになっていますね。
東京には今年最初の南風、『春一番』が吹いた。
去年は2月17日、一昨年は2月14日、その前は吹かなかったと言う記録。
今年は半月遅いことになるらしいです。
実際に吹いたのは都心で15.7m、僕にとっては『春一番』と言うイメージでは無かったですね。
朝起きて、窓を開けた時に殆ど無風の状態。
昼近くまで家に居て、出かける時には少し風を感じた程度。
職場のある八王子の京王堀之内に着いた時に少し風が強かった程度だった。
なので『春一番』が吹いたなんて、全く思っていなかった。
と言うのも、僕は強風だったら仕事へ行かないつもりだったから・・・。
以前にも書いたけれど、ぼくの『春一番』は真っ直ぐ歩けないほどの風。
風速で言ったら20mを超えるような風ですね。
実際、若い頃にウィンドサーフィンの仲間と出かけた『春一番』の海は
白波が立って、海岸に立っているのもしんどいような風。
しかし、この年になって考えてみれば、そんな強風の中を怪我覚悟で
海の中に入って行った20代って言うのは、自分で考えても凄いなって思う。
真面目な話、そう言う時は『これで帰って来れないかも知れない』
なんて事を考えて、覚悟して海の中に入って行ったものです。
実際にそんな『春一番』でまともにサーフィンが出来たのは皆無に近い。
沖に出て、岸に向かって乗った途端にコントロールできなくなって、
浅瀬に突っ込んで、フィンをクラッシュしたりと散々な目に遭った。
それでも『春一番』の海に行く。
若い頃は、そんな無茶を『美徳』のように感じていたのかも知れませんね。
今回の『春一番』は北海道上空で急激に発達した低気圧に向かって
南風が吹き込むことによって起きた、関東では南西の風。
僕が若い頃は、日本海側の低気圧に向かって吹き込む南風とは
ちょっと違うために、東京ではそんなに強風を感じなかったのかな?
いずれにせよ『春一番』が吹くと、季節は一気に春へ向かう。
寒いのが大嫌いな僕には有難い事なのだけれど花粉症に悩む人には
これからの季節は辛いものになるのかも知れないですね。