『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

一つ上、少し上を目指すと云う事

2018年03月24日 | Weblog

今日も芝居の稽古。

台本を何度も読み返して、セリフを覚えるのだけれど、
そのセリフもストーリーを良く理解して、自分の役どころを
考えてセリフを言わないと、単なる棒読みの芝居になってしまう。

何事もそうだけれど、何かをする時に『意味』を理解しないで
ただ決められた事をやれば良いと考えている人が如何に多いか?
これは芝居に限った事では無く、仕事にも通じるところです。

以前にも書いた事がありますが、失敗をすることを恐れている人が多いですね。
誰だって失敗はしたくてするものじゃない。
僕でさえ『出来れば失敗したくない』と思います。

でも、どんなことでも最初は皆、初心者であり素人なのです。
最初から上手く行く事なんてまずあり得ない。
たとえば緩い斜面のスキー場で、初めて滑る人がスイスイ滑れる事は無い。
何度も転んで、やっとスキーをコントロールできるようになる。
次は少し急な斜面で滑ってみる。
するとまた初心者と同じように頃んで上手く行かない。
ところが、それを繰り返していると、次につながる。
最初の緩い斜面に戻ると、何とも思わなくなって簡単に感じる。
いつも自分のレベルより一つ上、少し上を目指すと言うのはそう云う事です。

稀に『天才』と呼ばれるような人間が出てきたりするけれど、
才能だけで渡り合えるレベルなんて、所詮は低レベルなのです。

芝居の稽古で、台本を手にして稽古している人が居る。
台本を持っているのに、台本通りにセリフが言えない人。
台本通りにセリフを言っても、小学生の朗読みたいな人。
どうせ出来ないのなら、台本なんか持たなくても同じ。

唄に関しても同じです。
作曲家から譜面を頂いているのに、練習してこない。
練習して来たのなら、一人で唄えるはず。
たとえ音符が違っても、歌詞を間違えても唄えるはずです。
誰かが一緒じゃないと唄えない人は、結局覚えていないのですよ。
自転車の後ろを持ってもらって乗って居るようなものです。

歌詞は自分の手で漢字を使って書いてみる。
感じにすると、何だか情景が浮かんできたりする事があります。
それとそうやって書く事で歌詞が頭の中にインプットされる。
だから歌詞なんて1週間あれば覚えられるのですよ。
メロディーに関しても同じようなものです。

僕は一人で唄えと言われたら、失敗しても唄います。
格好悪いけれど、恥をかく事で次につながりますからね。
失敗しないように何かをやっているうちは全く向上しない。

芝居の稽古をやって居ると、ちゃんと練習してきた人や
台本をきちんと読んでいる人が良く判ります。
台本を持っている人、譜面を持っている人は練習して来て居ない人。
間違っても良いから、台本や譜面を手放すことが大事だと思うけれど…

コメント
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