『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

音楽やりたい

2018年03月05日 | Weblog

最近、ちょっと気になっている女性シンガー。
元『赤い鳥』のボーカル、山本(旧姓新居)潤子さんにハマっている。
『赤い鳥』のメンバーは、後藤悦治郎(ギター)、平山泰代(ピアノ)、山本俊彦(ギター)、
新居潤子、(ボーカル)、大川茂(ベース)の5名。

彼らは1969年「第3回ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト」に関西・四国地区代表として出場。
「竹田の子守唄」、「COME AND GO WITH ME」を歌い、フォーク・ミュージック部門の第1位を獲得、
他部門の優勝グループを抑え、グランプリを獲得した。
このコンテストには、オフコース、チューリップも出場していた。

のちに後藤と平山が結婚、新居は山本と結婚して、音楽の指向の違いで解散。
後藤・平山は『紙風船』、新居・山本・大川の3人は『ハイファイセット』を結成。
『紙風船』はフォークのあり方を追求し、現在も変わることなく活動中。
一方の『ハイファイセット』は荒井由実やジャズを取り上げるなど、ポップな演奏を繰り拡げた。

このグループが唄った『翼をください』と言う曲は、今や合唱曲として教科書にも載るほど。
彼らのオリジナル曲かと思う人が多いとは思うけれど、実はそうじゃない。
作詞・山上路夫、作曲・村井邦彦のコンビが作ったヒット曲。
僕ら70年代にフォークソングをやっていた人間にはお馴染みの唄です。

ひょんな事から昔のフォークソングを聴いているうちに、2014年以来無期限休養している
山本潤子が唄う『翼をください』をYoutubeで見つけて聞いたのが、ハマるきっかけ。
でも教科書に採用された時の『翼をください』とは、ちょっと違う。

それは、オリジナル曲にある2番の歌詞の冒頭にあった
『今、富とか、名誉ならば要らないけど・・・・』と言う歌詞が唄われている事。
この部分は、今の若い子は知らないかもしれません。

『赤い鳥』は山本ばかりがボーカルとしてフューチャーされるが、
僕的には山本の澄んで通る声に、張りのある平山のボーカルが絡んで
『赤い鳥』の唄があったように思う。
同じ曲を唄う山本潤子と『紙風船』の唄を聴き比べてみると、どちらも良い。
この二人、もう一度一緒にやらないかなって思うほど、二人とも良いです。

聴き比べてみてください。
翼をください/山本潤子 (オリジナル歌詞)

翼をください『紙風船』
 

このビデオを見ていて、きちんとハモったコーラスをするバンドを、何だかまたやりたくなった。
ギター等の楽器の演奏は、上手い誰かにやらせれば良いから、どうでも良いんだよね。
ただ、唄だけは世界に一つしかない、自分だけの楽器。
ハーモニーがきちっと合った時に、自分の声が判らなくなる一体感…
あの感覚をもう一度味わえる音楽がやりたいですねぇ。

コメント
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