僕は今の仕事で健康保険に加入させて貰っている。
今日はその健康保険組合の定期健康診断がありました。
平成28年10月から、週30時間以上働く人に加え、従業員501人以上の会社で
週20時間以上働く場合などにも厚生年金保険・健康保険(社会保険)の加入対象が広がった。
さらに、平成29年4月からは、従業員500人以下の会社で働く人も、
労使で合意すれば社会保険に加入できるようになり、より厚い保障を受けられるようになった。
僕は基本的に週30時間働くつもりで居たのだけれど、会社が暇なのと
朝早く行くのが嫌なので、今は週20~30時間の間くらいの就業時間。
それでも有難いことに、今の雇い主は僕に健康保険等の加入を認めてくれている。
その上、今の雇い主はいわゆる生活習慣病予防検診に加えて、
PSA検査、CEA検査、上腹部超音波検査といったオプション部分の検査もやってくれる。
PSA検査は、スクリーニング検査のひとつで、前立腺がんの可能性がある人を見つける検査。
この検査は自費で受けようと思って申し出たら、すでに予約されていると言われた。
CEA検査は腫瘍マーカーで、基準値の2倍や3倍のCEAが検出された場合は、
消化器がんの可能性が高いが、基準値をわずかに超えている場合は、
胃腸だけでなく、肺、腎臓、甲状腺といった臓器の炎症を発見する検査。
これも予約されていた。
上腹部超音波(腹部エコー)は、前の会社ではオプションで自費負担だったかな?
そう言う意味で、今の雇い主は我々のような定年後の従業員の事を良く考えてくれている。
検査は最初に採血して、視力、聴力、身体測定、心電図、
胸部X線、腹部エコーと進み、最後に恐怖の『バリウム』を飲む、胃の検査。
去年は胃カメラだったのだけれど、今年は予約が取れなかったらしい。
バリウムは空腹で発泡剤を飲む上に、体をぐるぐる回されるので苦しいし、
何よりも嫌なのは、それを体外に出すために飲む下剤を飲むこと。
僕は元々、下剤なしでも出やすい体質なんだけれど、うっかりすると出なくなる。
その上、脱水症になり易くて、下剤で体調がガタガタになった経験もある。
それで一回2錠の下剤を1錠にしたのだけれど、自宅に帰ってからお腹が痛くて大変。
それに、僕は見ての通り気が弱い男だから、採血の時に血を見るのが嫌。
そんな訳で、健康診断は一年で一番憂鬱な日なのです。
それでも、オプション部分まで会社もちの検査。
文句を言っては罰が当たりますね。