後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「会津若松城の美しい姿」

2023年08月31日 | インポート
会津若松城は蒲生氏郷や上杉景勝などが城主をつとめた城です。1643年(寛永20年)に保科正之が入封して以降は明治維新まで会津松平家(保科氏から改名)の居城として用いられ、幕末の戊辰戦争の際には会津戦争の舞台となりました。
現在の天守は1965年(昭和40年)に外観復元されたものですが、さらに2011年(平成23年)に黒瓦を当時と同じ赤瓦に復元しました。



「中国文化(1)ドイツ人の忠告と周栄章教授によって私の中国観が変わった」

2023年07月27日 | インポート

の中国観の形成過程で一番重要だったのは、1969年と70年、ドイツのストッツガルト市にあるマックスプランク研究所で、フンボルト奨学金を受けて研究をしていた時に得た体験でした。研究所で「固体電解質の物理」という専門書の一つの章を共同執筆した研究者プルシュケル氏の言葉が私の考えを根底から変えました。

(1)プルシュケル氏の忠告

「日本人は中国人を軽蔑しているが、欧州人は中国を軽蔑している日本人を信用も尊敬もしないよ。もっと東洋と西洋の文化と相互交流の歴史を考えて、東洋の利益を考えるべきでは」「西洋の近代植民地主義に便乗するのではなく、東洋の利益、日本の利益を基本的に考えて西洋諸国と交流するのがよいと思う」

プルシュケル氏は東ドイツにある村に同姓の村人数百人と一緒に住んでいました。ロシア軍が侵入した時に同族は皆殺しに遭い、1人だけ生き延びて西ドイツに逃げ、研究所の主任研究員(後に大学教授)になった人です。

(2)周栄章教授のこと
1979年、ベルサイユ宮殿前の国際会議場で北京鉄鋼学院の周栄章教授に会った時、この話をしました。周氏は共産軍とともに天津市を占領し、民生行政に参加した人でした。この周氏との出会いが後に中国へ行くキッカケになりました。

中国の首相、周恩来が死んだ時、中央政府は公的葬式以外の一切の私的な追悼会のような集会を禁止しました。1980年に北京に行った私に、周栄章・北京鉄鋼学院教授が声をひそめて「中国人がどんな人間か見せたいから今夜ホテルへ迎えに行く」と言いました。

(3)地下室で見た中国人の本音
暗夜に紛れて連れて行かれた所は、深い地下に埋め込んだ大學の地下室でした。明るい照明がついた大きな部屋の壁一面に、周恩来の写真、詩文、花束などが飾られていました。周氏は「中国人が一番好きな人は毛沢東ではなく周恩来ですよ。中央政府が何と言ったってやることはちゃんとやるよ。それが中国人の根性なのです」と言い切りました。

外国人の私が政府側へ密告しないとどうして信用できたのでしょうか。

(4)旅順工大卒業の陸学長のこと

中国東北部の瀋陽に行った時、東北工科大學の陸学長がニコニコして「私は日本人の作った旅順工大の卒業です」ときれいな日本語で言いました。そこで、東北大学金属工学科で電気冶金学を習った森岡先生が旅順工大にいたことを話しましたら、「悪い先生もいましたが、大変お世話になった素晴らしい日本の先生もいました。ご恩は忘れません」と懐かしそうでした。中国人、少なくともインテリの方は個人の付き合いと国家同士の論争とは分離して考えているようです。


以上の体験によって私の中国観が変わったのです。根底から変わったのです。それからは中国人を深く理解し、その文化に強い興味を持つようになったのです。そして私の中国訪問が始まったのです。
そこで私の中国への旅で見聞きしたことを連載記事として明日からお送りしたいと思います。

添付の写真は北京にある故宮です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)


「今日の関口教会の年間第16の主日のミサの風景」

2023年07月23日 | インポート
今日の関口教会の年間第16の主日のミサの風景の写真をお送り致します。

今日は関口教会の年間第16の主日のミサにインターネットであずかりました。
その風景の写真をお送りいたします。



「箱根の湿生植物花園の水芭蕉と珍しい花々」

2023年07月11日 | インポート
先程、北海道の網走湖のそばの湿地の水芭蕉の群落の写真をご紹介いたしました。私の記憶に残るもう一つは箱根の湿生植物花園の水芭蕉です。
仙石原の雄大な景観と湿生植物花園の水芭蕉の花の風景に魅せられて何度も訪れました。

1番目の写真は湿生植物花園の水芭蕉の花の写真です。出典は、https://hakone-shisseikaen.com/flower_spring/ です

さて箱根湿生花園には山の湿地に咲くいろいろ珍しい花が咲いています。
仙石原のススキ原の下に広がる湿地帯の昔の植生を再現しています。派手な花々はありませんが日本古来のささやかな花々が何気なく咲いて居ます。幅の広い木道が何処までも続いています。
2011年09月3日に訪れた時に家内が写した写真をお送りいたします。

2番目の写真は野生のノハナショウブです。

3番目の写真は石楠花です。

4番目の写真はヒマラヤが原産の青いケシの花です。阿片は採れません。

5番目の写真はアミメヘイシソウです。仙石原の在来種ではありません。アミメヘイシソウ はサラセニア属の食虫植物の1種で、捕虫葉の先端部分に紅白の網目模様が入り、美しい花です。

6番目の写真はいろいろなサクラソウの園芸種の写真です。こんなにも数多くのサクラソウがあるのですね。

仙石原には四季折々いろいろな花が咲いています。訪れる季節に咲いている花々は湿生植物花園のHP、https://hakone-shisseikaen.com/flower_spring/ に掲載されています。
このHPをご覧になって是非一度訪れてみて下さい。

「八ヶ岳に咲く花々」

2023年06月30日 | インポート
この前の記事の書きました山小屋は八ヶ岳にも近いのです。
よく行った八ヶ岳の麓にはいろいろな花が咲いています。
そこで八ヶ岳の花の写真をお送り致します。
写真の出典は、https://garage-life.jp/yatsugatake-flowers です。

1番目の写真は青紫の花「リンドウ」です。9〜10月にかけて開花します。

2番目の写真は雪が溶けた頃、登山道脇に咲くキンポウゲ科のヒメイチゲです。北海道や本州の近畿地方以北に分布し、亜高山帯針葉樹林や高山帯の湿った草地周辺などに生育します。ヒメイチゲの見頃は5-6月です。

3番目の写真はキバナシャクナゲです。北海道から中部地方までの高山帯から亜高山帯上部にかけて自生する高山植物です。

4番目の写真はアヤメです。多年草です。アヤメの多くが山野の草地や日当たりの良い草地に6~7月頃に自生しています。


「アメリカアジサイの花の写真」

2023年06月21日 | インポート
アメリカアジサイの花の写真をお送り致します。

大きくなると直径25㎝ほどの花房になります。アメリカアジサイ、アナベルの花色は、薄緑の蕾からクリーム色、やがて純白に変わり、長く楽しめます。土壌によって花色が変わることはありません。


「珍しい熱帯の巨大なコンニャクの花」

2023年05月13日 | インポート
ショクダイオオコンニャクの花は珍しい熱帯のコンニャクの花です。
またの名を「スマトラオオコンニャク」とも言われています。

インドネシア・スマトラ島の熱帯雨林に生息しているコンニャク科の植物です。高さは最大で3m以上にもなり、7年の間でたった2日間だけ花を咲かせます。花はものすごい腐臭を放ちます。

写真の出典は、https://poptie.jp/matome/216015057921203 です。



「カトリック教会、2023年2月26日の「四旬節第1主日」のミサ動画配信とミサの風景」

2023年02月26日 | インポート
カトリック教会、2023年2月26日の「四旬節第1主日」のミサ動画配信は以下の通りです。

2023年  2月26日 10時のミサ

カトリック関口教会、
https://www.youtube.com/watch?v=XS0RsJRtNTA

聖イグナチオ教会
https://www.youtube.com/watch?v=TJo7PgCzm40

今日教会に行かない信者の方々はこの動画配信のミサにご参加なられるのも良いと存じます。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)


写真はローマのバチカンにあるサンピエトロ寺院です。サン・ピエトロ大聖堂はカトリックの本山です。創建は4世紀。現在の聖堂は2代目にあたり、1626年に完成したものです。

後の4枚の写真は今日の聖イグナチオ教会のミサ風景です。