最近、世界の野生動物が激減しているようです。
その様子は、「衝撃…50年かけて人間が"減らした"動物の数」という記事を見ると分かります。
皆様も、http://matome.naver.jp/odai/2147770781741519301 を開けてこの記事をご覧ください。
すべての脊椎動物の個体数が1970年以降に5分の3近く減少したと書いてあります。特に熱帯地方では生息する種が63%減少し、特に中南米の減少率は83%に達したそうです。
ところが日本では逆に野生動物の数が増大し林業や農業に大きな被害が出ているのです。
北海道には60万頭のエゾシカと2万頭くらいのヒグマがいるそうです。
本州以南には100万頭のニホンシカと60万頭のイノシシと2万頭以上のツキノワクマがいると言われています。その他に日本猿の大群もいます。
農林省や各地の自治体が駆除に努力していますが一向に減る様子が無いのです。
私は過去45年間、山にある小屋に通っています。そこで観察した野生の動物も増える一方です。
私が行く山林の中の小屋の周囲は自然林が取り囲んでいます。小屋の前にはヤマメの棲んでいる小川が四季を通じて流れています。
1番目の写真はその小屋の前の自然林の様子です。
人里離れた深い林の中なのでいろいろな動物が遊びにきます。イノシシ、キツネ、サル、タヌキ、イタチ・・・などなど
以前は小屋の中の高い戸棚の上にカヤネズミが球状の鳥の巣のようなものを作り、子育てをしていたものです。日本で最も小さなネズミで、親でも体長が6、7cmしかありません。可愛い小鳥のような動物です。小さな子供が5,6匹、丸い巣の中で鳴いていたものです。野原のカヤやススキの高い所に丸い巣を作るのでカヤネズミと言うそうです。
それに加えて、以前、小屋の窓から良く見かけたのが雉でした。
45年も通っていますと、小屋の回りの動物達は時代によって変わって行きます。25年くらい前まではカヤネズミや雉、そして兎やリスが棲んでいました。ところが20年位前からはカヤネズミ、リス、兎は見えなくなりました。雉も居ますが、めっきり数が減ってしまいました。
その代わり、イノシシ、日本鹿、そして日本猿が急に増え出したのです。
イノシシは夜行性で、その上、神経質なので見たことはありません。しかし小屋の前の小川の岸をすごく掘り返して、荒らします。ミミズや昆虫を掘り出して食べているらしいのです。足跡と牙の痕が沢山残っています。困った存在です。
それに比較すると日本鹿や猿はよく見ますが悪さはしません。鹿は山道を横切って林の中に消えて行きます。優雅に飛び跳ねて行きます。
猿は群れをなして雑木林に中で遊んでいます。時々、タヌキも遊んでいます。写真を撮ろうとしても素早くで撮影は難しいものです。
山林の中の小屋の下の方の水田のある山里ではこの急に増えたイノシシやサルやシカが農作物を食いつくすので非常に困っています。
考えてみると日本の森林は人間の手が入らなようになって30年、40年経つのです。林業が立ち行かなくなったので放置されたままになっています。そこは野生動物の世界になってしまったのです。国土の80%は森林だといいます。
この広大な森林の中は現在とても動物が増えています。日本カモシカや熊が沢山棲んでいます。イノシシもサルもシカも増える一方です。
人間が植林をしたり、けたたましい音を出すチェーンソーで伐採しなくなったのです。森林が縄文時代の状態に戻ったのです。
林業をやめる人が多く、外国から安価な木材を輸入するようになったからです。
野生動物が増えているのは日本だけではありません。カナダやアメリカではバッファローやオオカミを保護しているので増えているそうです。フランスやドイツは東ヨーロッパからオオカミを移住させて保護しています。
雑に言えば先進国では野生動物を保護しているのでその数が増えているのです。
しかしその一方で南米やアフリカ大陸では森林を伐採し、開墾し、農地に変えています。さらに伐採した樹木を製材して先進国へ輸出しているのです。この結果、絶滅する野生動物がどんどん生じ、野生動物の総数も冒頭に書いたように、すべての脊椎動物の個体数が1970年以降に5分の3近く減少したのです。
このままのペースで地球の自然破壊が進行すれば大変危惧すべき状況になるのではないでしょうか?
問題は複雑で深刻なので、この問題を解決する方法は簡単ではありません。
本当に危惧すべき問題と考えるべきではないでしょうか?
皆様のご意見をお待ちしています。
以下の写真はインターネットにあるものをお借りしました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
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1番目の写真は山林の中にある小屋の前の自然林の写真です。
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2番目の写真は以前、小屋の中に巣を作っていたカヤネズミの写真です。
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3番目の写真は小屋の周囲でよく見かけたキジの雄の写真です。
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4番目の写真は小屋の近辺の山林に最近、急に増えてきた日本シカです。
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5番目の写真は小屋の近くに群れて遊びに来る日本サルです。
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6番目の写真はタヌキの写真です。
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7番目の写真はイノシシの写真です。
その様子は、「衝撃…50年かけて人間が"減らした"動物の数」という記事を見ると分かります。
皆様も、http://matome.naver.jp/odai/2147770781741519301 を開けてこの記事をご覧ください。
すべての脊椎動物の個体数が1970年以降に5分の3近く減少したと書いてあります。特に熱帯地方では生息する種が63%減少し、特に中南米の減少率は83%に達したそうです。
ところが日本では逆に野生動物の数が増大し林業や農業に大きな被害が出ているのです。
北海道には60万頭のエゾシカと2万頭くらいのヒグマがいるそうです。
本州以南には100万頭のニホンシカと60万頭のイノシシと2万頭以上のツキノワクマがいると言われています。その他に日本猿の大群もいます。
農林省や各地の自治体が駆除に努力していますが一向に減る様子が無いのです。
私は過去45年間、山にある小屋に通っています。そこで観察した野生の動物も増える一方です。
私が行く山林の中の小屋の周囲は自然林が取り囲んでいます。小屋の前にはヤマメの棲んでいる小川が四季を通じて流れています。
1番目の写真はその小屋の前の自然林の様子です。
人里離れた深い林の中なのでいろいろな動物が遊びにきます。イノシシ、キツネ、サル、タヌキ、イタチ・・・などなど
以前は小屋の中の高い戸棚の上にカヤネズミが球状の鳥の巣のようなものを作り、子育てをしていたものです。日本で最も小さなネズミで、親でも体長が6、7cmしかありません。可愛い小鳥のような動物です。小さな子供が5,6匹、丸い巣の中で鳴いていたものです。野原のカヤやススキの高い所に丸い巣を作るのでカヤネズミと言うそうです。
それに加えて、以前、小屋の窓から良く見かけたのが雉でした。
45年も通っていますと、小屋の回りの動物達は時代によって変わって行きます。25年くらい前まではカヤネズミや雉、そして兎やリスが棲んでいました。ところが20年位前からはカヤネズミ、リス、兎は見えなくなりました。雉も居ますが、めっきり数が減ってしまいました。
その代わり、イノシシ、日本鹿、そして日本猿が急に増え出したのです。
イノシシは夜行性で、その上、神経質なので見たことはありません。しかし小屋の前の小川の岸をすごく掘り返して、荒らします。ミミズや昆虫を掘り出して食べているらしいのです。足跡と牙の痕が沢山残っています。困った存在です。
それに比較すると日本鹿や猿はよく見ますが悪さはしません。鹿は山道を横切って林の中に消えて行きます。優雅に飛び跳ねて行きます。
猿は群れをなして雑木林に中で遊んでいます。時々、タヌキも遊んでいます。写真を撮ろうとしても素早くで撮影は難しいものです。
山林の中の小屋の下の方の水田のある山里ではこの急に増えたイノシシやサルやシカが農作物を食いつくすので非常に困っています。
考えてみると日本の森林は人間の手が入らなようになって30年、40年経つのです。林業が立ち行かなくなったので放置されたままになっています。そこは野生動物の世界になってしまったのです。国土の80%は森林だといいます。
この広大な森林の中は現在とても動物が増えています。日本カモシカや熊が沢山棲んでいます。イノシシもサルもシカも増える一方です。
人間が植林をしたり、けたたましい音を出すチェーンソーで伐採しなくなったのです。森林が縄文時代の状態に戻ったのです。
林業をやめる人が多く、外国から安価な木材を輸入するようになったからです。
野生動物が増えているのは日本だけではありません。カナダやアメリカではバッファローやオオカミを保護しているので増えているそうです。フランスやドイツは東ヨーロッパからオオカミを移住させて保護しています。
雑に言えば先進国では野生動物を保護しているのでその数が増えているのです。
しかしその一方で南米やアフリカ大陸では森林を伐採し、開墾し、農地に変えています。さらに伐採した樹木を製材して先進国へ輸出しているのです。この結果、絶滅する野生動物がどんどん生じ、野生動物の総数も冒頭に書いたように、すべての脊椎動物の個体数が1970年以降に5分の3近く減少したのです。
このままのペースで地球の自然破壊が進行すれば大変危惧すべき状況になるのではないでしょうか?
問題は複雑で深刻なので、この問題を解決する方法は簡単ではありません。
本当に危惧すべき問題と考えるべきではないでしょうか?
皆様のご意見をお待ちしています。
以下の写真はインターネットにあるものをお借りしました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
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1番目の写真は山林の中にある小屋の前の自然林の写真です。
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2番目の写真は以前、小屋の中に巣を作っていたカヤネズミの写真です。
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3番目の写真は小屋の周囲でよく見かけたキジの雄の写真です。
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4番目の写真は小屋の近辺の山林に最近、急に増えてきた日本シカです。
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5番目の写真は小屋の近くに群れて遊びに来る日本サルです。
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6番目の写真はタヌキの写真です。
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7番目の写真はイノシシの写真です。