韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長が会談し、年内に朝鮮戦争の終戦宣言を行い、休戦協定を平和協定に転換するため韓国と北朝鮮と中国とアメリカの首脳会談を推進することで合意したのです。朝鮮半島の非核化もあらためて確認したのです。これはつい先日の4月27日の事でした。
会談の結果として、「朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた板門店宣言」を発表したのです。
そして拉致問題について金委員長は文在寅大統領から日本の意向を聞いた上で、日本とも会談すると言ったのです。
この後のトランプ大統領と金委員長の会談が順調に行けば、朝鮮半島は完全に終戦し、平和条約が出来るのです。
従って私は文在寅大統領と金正恩委員長の会談を戦後の日本をとりまく国際関係の「歴史の転換点」として高く評価しています。
この結果は日本の国際外交政策や国内の軍備強化政策や、さらには平和憲法の改正などへ大きな影響があると考えられます。
影響には日本にとって良い影響と悪い影響の双方があるでしょうが、平和が来るという事が最大の良い結果です。
ですからこそ私は先日の記事で今回の南北の会談を高く評価したのです。
そして金正恩委員長の外交政策の転換を称賛したのです。
その前回の記事の題目は、「血も涙も無いと思われていた金正恩委員長の本物の笑顔に感動」というものでした。
ところがこの記事に対するコメントの多くは「金正恩は過去に何度も騙したから、信用するな!歴史の転換点などではない!」という意見でした。
そして、「側近を殺し、日本人を拉致するような極悪人の言うことは信用するな!」と言うのです。
このようなコメントは感情的なものです。現状を変えたくない臆病者のコメントです。
血も涙も無い金正恩委員長でさえ一度くらいは善いことをするのです。
極悪人でも平和をもたらす大きな善を行おうとしているのです。
今回の金正恩委員長の行動は過去の感情抜きで客観的に評価すべきです。称賛すべきです。
悪魔のような人間でも善人に豹変出来るのです。その逆も真理です。人間の本質とはそういうものです。
他人を自分が裁いてはいけません。それは神のすることです。
神が金正恩委員長を地獄に落とすか否かは人間の知るところではないのです。
私が今回のことを歴史的転換と言ったのにはさまざまな意味があるのです。
まず第一に韓国の大統領と北朝鮮の金委員長が板門店の韓国側の土地で和気藹々として会談したのです。これこそ従来には無かった歴史的事件です。
第二に朝鮮半島全土から核兵器を排除することを韓国の大統領と北朝鮮の金委員長が相互に確認し発表したのです。これも従来には無かった歴史的事件です。
そして第三に文在寅大統領は安倍総理の拉致被害の解決の願いを金委員長に正確に伝え、日朝会談の仲介をしてくれたのです。韓国は何時も慰安婦問題などで日本を非難して来ましたが、今回初めて日本のためになることをしてくれたのです。これも従来には無かった歴史的事件です。
この他いろいろありますが、今回の韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長の会談は戦後73年の日本と朝鮮半島の関係におけるじ実に大きな歴史的転換なのです。
それを認めたく無いのは感情論なのです。臆病者の感情論なのだと思います。
このあとトランプ大統領との会談が順調に行けば朝鮮半島と日本に真の平和が来るのです。もしアメリカとの会談が決裂すれば日本も巻き込んだ米朝戦争になります。
どちらにしても巨大な歴史的転換になるのです。
ここで重要なことは悪人でも善いことをしようとしたら褒めることです。そうするともっと、もっと善いことをしたくなります。それが人間というものではないでしょうか?
金委員長を人間が裁いてはいけません。それは神のすることです。
親鸞は悪人でもお釈迦さまは救ってくれると言いました。弥陀は老少善悪の人をえらばず。 善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや。私はそれを信じています。
今日の挿絵代わりの写真は先日、三鷹市の緑と花の公園で撮って来たヒナゲシの花の写真です。最後の写真の風に揺らいでいる薄紫色の花はアグロステンマという花だそうです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)
会談の結果として、「朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた板門店宣言」を発表したのです。
そして拉致問題について金委員長は文在寅大統領から日本の意向を聞いた上で、日本とも会談すると言ったのです。
この後のトランプ大統領と金委員長の会談が順調に行けば、朝鮮半島は完全に終戦し、平和条約が出来るのです。
従って私は文在寅大統領と金正恩委員長の会談を戦後の日本をとりまく国際関係の「歴史の転換点」として高く評価しています。
この結果は日本の国際外交政策や国内の軍備強化政策や、さらには平和憲法の改正などへ大きな影響があると考えられます。
影響には日本にとって良い影響と悪い影響の双方があるでしょうが、平和が来るという事が最大の良い結果です。
ですからこそ私は先日の記事で今回の南北の会談を高く評価したのです。
そして金正恩委員長の外交政策の転換を称賛したのです。
その前回の記事の題目は、「血も涙も無いと思われていた金正恩委員長の本物の笑顔に感動」というものでした。
ところがこの記事に対するコメントの多くは「金正恩は過去に何度も騙したから、信用するな!歴史の転換点などではない!」という意見でした。
そして、「側近を殺し、日本人を拉致するような極悪人の言うことは信用するな!」と言うのです。
このようなコメントは感情的なものです。現状を変えたくない臆病者のコメントです。
血も涙も無い金正恩委員長でさえ一度くらいは善いことをするのです。
極悪人でも平和をもたらす大きな善を行おうとしているのです。
今回の金正恩委員長の行動は過去の感情抜きで客観的に評価すべきです。称賛すべきです。
悪魔のような人間でも善人に豹変出来るのです。その逆も真理です。人間の本質とはそういうものです。
他人を自分が裁いてはいけません。それは神のすることです。
神が金正恩委員長を地獄に落とすか否かは人間の知るところではないのです。
私が今回のことを歴史的転換と言ったのにはさまざまな意味があるのです。
まず第一に韓国の大統領と北朝鮮の金委員長が板門店の韓国側の土地で和気藹々として会談したのです。これこそ従来には無かった歴史的事件です。
第二に朝鮮半島全土から核兵器を排除することを韓国の大統領と北朝鮮の金委員長が相互に確認し発表したのです。これも従来には無かった歴史的事件です。
そして第三に文在寅大統領は安倍総理の拉致被害の解決の願いを金委員長に正確に伝え、日朝会談の仲介をしてくれたのです。韓国は何時も慰安婦問題などで日本を非難して来ましたが、今回初めて日本のためになることをしてくれたのです。これも従来には無かった歴史的事件です。
この他いろいろありますが、今回の韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長の会談は戦後73年の日本と朝鮮半島の関係におけるじ実に大きな歴史的転換なのです。
それを認めたく無いのは感情論なのです。臆病者の感情論なのだと思います。
このあとトランプ大統領との会談が順調に行けば朝鮮半島と日本に真の平和が来るのです。もしアメリカとの会談が決裂すれば日本も巻き込んだ米朝戦争になります。
どちらにしても巨大な歴史的転換になるのです。
ここで重要なことは悪人でも善いことをしようとしたら褒めることです。そうするともっと、もっと善いことをしたくなります。それが人間というものではないでしょうか?
金委員長を人間が裁いてはいけません。それは神のすることです。
親鸞は悪人でもお釈迦さまは救ってくれると言いました。弥陀は老少善悪の人をえらばず。 善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや。私はそれを信じています。
今日の挿絵代わりの写真は先日、三鷹市の緑と花の公園で撮って来たヒナゲシの花の写真です。最後の写真の風に揺らいでいる薄紫色の花はアグロステンマという花だそうです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)