後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「好評だったのでもう一度お送りします」

2019年05月16日 | 写真
2019年05月13日 に「色々な花々を混栽した美しい花畑の写真です」を掲載しましたところ多くの方からお褒め頂きました。
ご好評だったのでもう一度お送りします。
同じ三鷹市の花と緑の広場で撮って来ました。
写真をお楽しみ頂けたら嬉しく存じます。









東京天文台のロマンと星空の写真

2019年05月16日 | 日記・エッセイ・コラム
近くの三鷹市の深い森の中に大正時代から東京天文台があります。現在も日本の天文学研究の本部になっています。
星空を観察する天文台にはロマンを感じます。憧れの研究所です。いつも公開しているので何度か見学に行きました。
今日は昨日撮ってきた東京天文台の森の写真とハッブル宇宙望遠鏡から撮った星空の写真をご紹介したいと思います。

1番目の写真は東京天文台の正門の写真です。現在の東京天文台は文部科学省直轄の施設で正式名称は国立天文台三鷹キャンパスと言います。

2番目の写真は東京天文台を囲む深い森の一部です。大きな天体望遠鏡での星空の観察の邪魔になる周囲の住宅の燈火を避けるために巨木の森で囲まれています。しかしここの天体望遠鏡は古くなり役目を終えています。現在は文部科学省がハワイに設置した大型天体望遠鏡の「すばる」が使用されています。

3番目の写真はハッブル宇宙望遠鏡から撮った星空の写真です。ハッブル宇宙望遠鏡は地上600kmの高さの宇宙にあります。1990年4月4日にNASAなどによって打ち上げられた巨大な天体望遠鏡です。

4番目の写真はハッブル宇宙望遠鏡から撮った星空の拡大写真です。
宇宙では空気や水蒸気が無いので、今まで見えなかった130億光年のかなたにある1万個以上の銀河の写真を撮ったのです。それは天文学の歴史において驚異的な成果になりました。
地球はこの1万個以上の銀河のなかの一つの銀河系の中の無数の太陽(星)のたった一つの惑星なのです。

さて宇宙が出来たのは136億年前と言われています。地球が生まれたのは46億年前です。
地球が生まれて生物が生まれたのが、40億年前、そして恐竜が活躍したのは2億5千万年前から6000万年前と分かっています。人間の誕生はほぼ100万年前です。
そして日本の旧石器時代は僅かに、ほぼ4万前に始まったばかりです。

俗世間の苦しみや悲しみを忘れてこの宇宙の壮大さを想うのも良いと存じます。
宇宙のことを想うと人間のはかなさがしみじみと感じられます。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)


===参考情報=============================
(1)東京天文台の歴史
国立天文台は、理論・観測の両面から天文学を研究する日本の研究所・大学共同利用機関である。大学共同利用機関法人自然科学研究機構を構成する研究所の1つでもある。 予算は文部科学省が出している。
日本の研究者は日本国外のハワイ観測所などいくつかの観測所や、三鷹キャンパスなどで研究活動をしており、総称として国立天文台と呼ばれる。本部は東京都三鷹市の三鷹キャンパス内にある。
近代日本における国立の天体観測所は、海軍水路寮が東京府麻布区飯倉(現:東京都港区麻布台)に設置した観象台から始まる。
別途、東京帝国大学(現在の東京大学)に星学科が設立された時、その附属の研究所として同じく麻布狸穴町に新たな観象台が設置され、1888年(明治21年)に、帝国大学附属東京天文台となる。東京の発展により、麻布付近は夜の灯火が増えて天体観測に適さなくなった。このため、当時は雑木林や田畑が広がる農村でありながら、甲武鉄道(現:JR中央本線)の開業により交通の便が良くなった三鷹への移転が決まり、1914年に工事が1始まった。当初は都会を離れることを嫌がっていた職員やその家族も、関東大震災(1923年)の被災により、三鷹周辺への移住が進んだ。
詳細は、https://ja.wikipedia.org/wiki/国立天文台 をご覧ください。

(2)ハッブル宇宙望遠鏡について
ハッブル宇宙望遠鏡(ハッブルうちゅうぼうえんきょう、英語:Hubble Space Telescope、略称:HST)とは地上約600km上空の軌道上を周回する宇宙望遠鏡であり、グレートオブザバトリー計画の一環として打ち上げられた。名称は、宇宙の膨張を発見した天文学者・エドウィン・ハッブルに因む。長さ13.1メートル、重さ11トンの筒型で、内側に反射望遠鏡を収めており、主鏡の直径2.4メートルのいわば宇宙の天文台である。大気や天候による影響を受けないため、地上からでは困難な高い精度での天体観測が可能。出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%96%E3%83%AB%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1 

5番目の写真はハッブル宇宙望遠鏡です。
ハッブル宇宙望遠鏡の撮った写真はハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールドとも呼ばれている。
130億年前(ビッグバンから4億?8億年後)と推定されている宇宙の画像まで写っている。
現在までに撮影された中で最も深い宇宙の画像である。誕生後4?5億年の銀河が、1万個以上も映し出されており、通常の渦巻銀河や楕円銀河に混じるようにして奇妙な形の銀河も多数映し出されており、宇宙初期の混沌の中で銀河同士が影響しあっていた状態が映っていると考えられている。(2003年9月24日?2004年1月にハッブル宇宙望遠鏡のデータを集めるかたちで撮影)。高解像度画像を選択し、(PCのブラウザで閲覧なら)最後に + 印の虫眼鏡ポインタで画像を押せば特大写真になり、ひとつひとつの銀河をはっきりと見ることができる。出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99