後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

にわかラグビーファンとテレビのスポーツ番組

2019年10月03日 | スポーツ
テレビでラグビーを観た9月28日のことです。日本ーアイルランド戦を見てにわかにラグビーファンになった人が多いようです。私もその一人です。
何せ勝てると思っていなかった日本が見事なプレーを見せて堂々と勝ったのです。
安っぽい言葉ですが本当に感動しました。写真をもう一度見ましょう。

1番目の写真は日本ーアイルランド戦後半に福岡(手前)が逆転のトライを決めた場面です。

2番目の写真は9月20日の日本ーロシア戦の後半に突進する山中(右から2人目)の快走の場面です。

3番目の写真はアイルランドに勝利しスタンドに挨拶するリーチ・マイケル主将たちです。

それにしてもリーチ・マイケルの言葉が良いのです。「日本中が敗けると思っていましたが私達だけは秘かに勝つと信じていました」。彼は試合前に沈黙を守って闘志を燃やしていたのです。
15歳の時にニュージーランドから来日し札幌山の手高校に入学し後に日本国籍をとったのです。日本語の上手な思慮深い男です。

もう一度、9月28b日の記事を読んでみましょう。
・・・コパスタジアム(袋井市)で、日本が1次リーグA組の2試合目に臨み、優勝候補のアイルランドを19―12で破った。通算10回目の対戦で初勝利で、前回大会で強豪の南アフリカに勝ったのに続く金星を挙げた。2連勝でA組首位に立ち、史上初の8強入りへ前進した。前日までアイルランドの世界ランクは2位、日本は9位だったが、この勝利によって日本のランクは過去最高の8位になった。
 日本は前半、2トライを奪われたが、田村優の3本のペナルティーゴール(PG)で食い下がった。後半も運動量は落ちず、3点を追う18分、途中出場の福岡堅樹のトライで逆転し、その後も追加点を挙げて逃げ切った。
 5チームずつ4組に分かれて総当たりの1次リーグは、各組上位2チームが決勝トーナメント(8強)へ進む。A組の日本は10月5日に愛知・豊田スタジアムでサモアと戦った後、同13日に横浜国際総合競技場でのスコットランド戦に向かう。・・・

元来私はスポーツが全て下手で嫌いでした。新聞のスポーツ欄は見ません。
しかしテレビのスポーツ番組はよく見て楽しんでいます。
何が面白いのかと言えば2つの理由があるのです。
(1)よく練習を重ねた人間の運動能力に感心します。動きが実に美しいのです。
(2)スポーツには必ずルールがあります。そのルールを活用して相手に勝つための頭脳プレーが欠かせません。そのメンタルな部分が面白いのです。選手の個性と感情の動きが面白いのです。
上の理由の(1)は運動音痴の私に深い感動を与えます。人間の素晴らしさが分かるのです。
理由の(2)はテレビでスポーツ番組を楽しむための必須条件です。
幸い家人はほとんど全てのスポーツのルールを知っているのです。
その上選手たちの生い立ちや家庭背景まで知っているのです。特にプロ野球や大相撲の力士のことは詳しいのです。箱根駅伝やスケートなどは特に詳しいのです。
ですからルールは家人から教わります。
例えばラグビーではトライが5点、ゴールが2点で、反則のノックオンやノーリリースやスクラム中の反則を知っていると面白くなるのです。何せラグビーでは反則でのゴールキックの得点が勝敗を決める場合が多いのです。そこで相手チームの反則を誘うメンタルな動きが重要になってきます。ラグビーは一見力対力の野蛮なスポーツのように見えますが実は大変な頭脳プレイが混じっているのです。トライの魅力、パスの美しさ、スクラムの力強さなどに感動します。

結論を言えばスポーツの好きな家人のお陰で私はテレビのスポーツ番組を楽しめるのです。
さてラクビーの日本ーサモア戦とスコットランド戦はどうなるでしょうか。日本の勝利を祈っています。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)