皆様こんにちは。今日は新聞を見ながら想ったニュースを3件書いてみます。
昨夜の日本とスコットランドとのラグビー戦と、大木トオルのセラピードッグのこと、トルコとクルド人の戦争の難民のことです。3つの話題は関係ありませんが、この地球という青い美しい惑星の上で起きた出来事です。
(1)日本とスコットランドとのラグビー戦
昨夜のテレビをハラハラしながら見ました。日本が敗けると思いながら手に汗がにじみました。
ところが日本が28-21で勝ってしまったのです。
終盤のスコットランドの追い上げは凄いものでした。振り切って1次リーグ4連勝を飾り、A組首位で初の決勝トーナメント進出を決めたのです。快挙です。
スコットランドに先制トライを許しながら、松島のトライなどですぐに追いつくと、後半の序盤までに4連続トライで大きくリードします。その後はスコットランドの意地の猛攻で2トライを奪われましたが、残り26分を耐え抜いてやっと勝ったのです。最後の数分がとても長く感じる相手の猛攻でした。日本は20日の準々決勝で南アフリカと対戦することになります。
1番目の写真は日本対スコットランド 前半、トライを決めるWTB福岡です。(撮影・鈴木みどり)写真の出典は、https://www.nikkansports.com/sports/rugby/photonews/photonews_nsInc_201910110001098-12.html です。
2番目の写真は日本対スコットランド 後半、コンバージョンキックを決めるSO田村優です。
写真の出典は1番目の写真と同じです。
(2)ブルースで有名な大木トオルと感動的なセラピードッグの物語
大木トオルは1947年に生まれた日本の有名なブルースの歌い手です。
読売新聞の「時代の証言」に今朝で30回の連載を終了しました。
連載の前半はブルースの歌い手としてアメリカで活躍した話で後半はセラピードッグを沢山訓練して老人達を慰めた話でした。
大木トオルは1976年に渡米し、自らのトオル・オオキ・ブルースバンドを率い全米ツアーを成功させたのです。その後3度、ミシシッピ・デルタ・ブルース・フェスティバルに参加し功績が認められ永住権を取得します。
大木トオルはブルースマンとしての活躍とともに36年間にわたり、国際セラピードッグ協会の代表でした。捨て犬と被災犬の救出とセラピードッグ育成を行い広くセラピー活動を続けてきました。
幼少時に一家離散で愛犬と別れざるを得なくなった悲しい経験から動物愛護センターで殺処分の直前に多くの捨て犬を救出しました。
特に捨て犬のチロリと運命的な出逢いをします。大木トオルは全身全霊を賭けてチロリをセラピードッグに育てます。
そして捨て犬・捨て猫の殺処分ゼロを目指す活動に取り組んでいるのです。
活動の詳細は彼の著書「名犬チロリ」(岩崎書店)に詳しく述べられています。
虐げられた黒人たちの魂の叫びであるブルース。殺される直前に救出された捨て犬たち。
大木トオルは「ブルース」と「捨て犬」によって彼自身の魂の救済に成功するのです。
3番目の写真は築地川銀座公園にある元捨て犬のセラピードッグ、名犬チロリと子犬たちが銅像です。
名犬チロリのことは最近の教科書にも載っているそうです。
(3)トルコのクルド人攻撃による難民の救済をする日本のNPO
10月9日、トルコ軍がシリア領内のクルド人支配地域に侵攻し攻撃を始めました。。
トルコ当局は「平和の泉作戦」と名付けて軍事作戦を開始し、ツイッターで10日に181箇所に空爆、地上戦などで攻撃したと発表しています。トルコ軍はシリアのテルアビヤドとラスアルアイン近郊の4カ所から越境し、コバニやカミシリなども攻撃をしました。
攻撃開始から3日間ですでに10万人が避難民として家を追われています。
220万人が住む地域に攻撃の可能性があるのです。今後30万人が避難民となる可能性があるそうです。
1979年に日本で生まれた特定非営利活動法人 難民を助ける会のAAR Japanはこの攻撃で起きたシリアの難民も救済しています。
4番目の写真は越境したトルコ軍のクルド支配地の空爆の様子です。
5番目の写真はシリア難民キャンプの様子です。
トルコの攻撃に対してクルド側は激しく応戦し続けているので難民の数がますます増える情勢です。
実に困った事態です。
今日はこの地球という青い美しい惑星の上で起きた3つの話題を書きました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)
昨夜の日本とスコットランドとのラグビー戦と、大木トオルのセラピードッグのこと、トルコとクルド人の戦争の難民のことです。3つの話題は関係ありませんが、この地球という青い美しい惑星の上で起きた出来事です。
(1)日本とスコットランドとのラグビー戦
昨夜のテレビをハラハラしながら見ました。日本が敗けると思いながら手に汗がにじみました。
ところが日本が28-21で勝ってしまったのです。
終盤のスコットランドの追い上げは凄いものでした。振り切って1次リーグ4連勝を飾り、A組首位で初の決勝トーナメント進出を決めたのです。快挙です。
スコットランドに先制トライを許しながら、松島のトライなどですぐに追いつくと、後半の序盤までに4連続トライで大きくリードします。その後はスコットランドの意地の猛攻で2トライを奪われましたが、残り26分を耐え抜いてやっと勝ったのです。最後の数分がとても長く感じる相手の猛攻でした。日本は20日の準々決勝で南アフリカと対戦することになります。
1番目の写真は日本対スコットランド 前半、トライを決めるWTB福岡です。(撮影・鈴木みどり)写真の出典は、https://www.nikkansports.com/sports/rugby/photonews/photonews_nsInc_201910110001098-12.html です。
2番目の写真は日本対スコットランド 後半、コンバージョンキックを決めるSO田村優です。
写真の出典は1番目の写真と同じです。
(2)ブルースで有名な大木トオルと感動的なセラピードッグの物語
大木トオルは1947年に生まれた日本の有名なブルースの歌い手です。
読売新聞の「時代の証言」に今朝で30回の連載を終了しました。
連載の前半はブルースの歌い手としてアメリカで活躍した話で後半はセラピードッグを沢山訓練して老人達を慰めた話でした。
大木トオルは1976年に渡米し、自らのトオル・オオキ・ブルースバンドを率い全米ツアーを成功させたのです。その後3度、ミシシッピ・デルタ・ブルース・フェスティバルに参加し功績が認められ永住権を取得します。
大木トオルはブルースマンとしての活躍とともに36年間にわたり、国際セラピードッグ協会の代表でした。捨て犬と被災犬の救出とセラピードッグ育成を行い広くセラピー活動を続けてきました。
幼少時に一家離散で愛犬と別れざるを得なくなった悲しい経験から動物愛護センターで殺処分の直前に多くの捨て犬を救出しました。
特に捨て犬のチロリと運命的な出逢いをします。大木トオルは全身全霊を賭けてチロリをセラピードッグに育てます。
そして捨て犬・捨て猫の殺処分ゼロを目指す活動に取り組んでいるのです。
活動の詳細は彼の著書「名犬チロリ」(岩崎書店)に詳しく述べられています。
虐げられた黒人たちの魂の叫びであるブルース。殺される直前に救出された捨て犬たち。
大木トオルは「ブルース」と「捨て犬」によって彼自身の魂の救済に成功するのです。
3番目の写真は築地川銀座公園にある元捨て犬のセラピードッグ、名犬チロリと子犬たちが銅像です。
名犬チロリのことは最近の教科書にも載っているそうです。
(3)トルコのクルド人攻撃による難民の救済をする日本のNPO
10月9日、トルコ軍がシリア領内のクルド人支配地域に侵攻し攻撃を始めました。。
トルコ当局は「平和の泉作戦」と名付けて軍事作戦を開始し、ツイッターで10日に181箇所に空爆、地上戦などで攻撃したと発表しています。トルコ軍はシリアのテルアビヤドとラスアルアイン近郊の4カ所から越境し、コバニやカミシリなども攻撃をしました。
攻撃開始から3日間ですでに10万人が避難民として家を追われています。
220万人が住む地域に攻撃の可能性があるのです。今後30万人が避難民となる可能性があるそうです。
1979年に日本で生まれた特定非営利活動法人 難民を助ける会のAAR Japanはこの攻撃で起きたシリアの難民も救済しています。
4番目の写真は越境したトルコ軍のクルド支配地の空爆の様子です。
5番目の写真はシリア難民キャンプの様子です。
トルコの攻撃に対してクルド側は激しく応戦し続けているので難民の数がますます増える情勢です。
実に困った事態です。
今日はこの地球という青い美しい惑星の上で起きた3つの話題を書きました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)