後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

過ぎ去った今年の夏の思い出の花々の写真

2019年10月24日 | 日記
この頃は朝夕が寒くなってきました。あんなに暑かった夏の日々が恋しいくらいです。
そこで過ぎ去った今年の夏の思い出の花々の写真をお送りしようと思います。
お時間のある方はゆっくりお楽しみ下さい。
写真と花名の由来や花言葉の出典は、http://hananokotoba.com/natsu/ です。

1番目の写真はアガパンパスです。
花名の由来、
属名の学名「Agapanthus(アガパンサス)」は、ギリシア語の「agape(愛)」と「anthos(花)」が語源となり、「愛の花」という意味があります。
別名は紫君子蘭(ムラサキクンシラン)、英語ではアフリカンリリー(African lily)とも呼ばれます。
花言葉の由来、
花言葉も「愛の花」という意味をもつアガパンサスの名前にちなんだものとなり、「恋の訪れ」「ラブレター」の花言葉がつけられました。「知的な装い」の花言葉は、淡青紫色の涼しげで繊細な花姿に由来するといわれます。

2番目の写真はアサガオです。
花名の由来、
花名のアサガオ(朝顔)は、朝に花を咲かせ、昼にしぼんでしまう様子を「朝の美人の顔」に例えた「朝の容花(あさのかおばな)」の意味であるといわれています。
花言葉の由来、
花言葉の「はかない恋」は、朝咲いて午後にはしぼんでしまう短い命の花であることに由来します。また、「固い絆」の花言葉は支柱にしっかりとツルを絡ませることにちなみます。

3番目の写真はアリウムです。
花名の由来、
属名の学名「Allium(アリウム)」は、「におい」という意味の言葉が語源となり、この属の植物の多くが強いにおいを放つことにちなむといわれます。ラテン語で「allium」はニンニクを意味します。
花言葉の由来、
花言葉の「深い悲しみ」は、アリウムの花姿が悲しみたたずむ人間を連想させることに由来するともいわれます。

4番目の写真はオジギソウです。
花名の由来、
オジギソウ属の学名「Mimosa(ミモザ)」は、ギリシア語の「mimos(身振り、まね)」が語源で、この植物がおじぎのまねをすることに由来します。
このようにミモザは本来オジギソウ属を指す植物名ですが、フサアカシア(アカシア属)の葉がオジギソウのものに似ていることから、誤ってフサアカシアをミモザと呼ぶようになりました。
英語では「敏感な草(Sensitive plant)」、漢名では「含羞草(恥ずかしがる草)」と呼ばれます。
花言葉の由来、
花言葉の「繊細な感情」「感受性」「敏感」は、オジギソウの葉に軽く触れるだけで、葉が閉じ垂れ下がってしまうことにちなみます
5番目の写真はカラスウリです。
花名の由来、
属名の学名「Trichosanthes(トリコサンセス)」は、ギリシア語の「thrix(毛)」と「anthos(花)」が語源となり、花びらの縁部が細裂して糸状になることに由来します。
和名の烏瓜(カラスウリ)は、熟した赤い実をカラスが好んで食べることにちなむともいわれます。しかし、特にカラスの好物という観察例はほとんどないようです。
英語では「Japanese snake gourd(日本のヘビウリ)」とも呼ばれます。
花言葉の由来、
花言葉の「よき便り」は、実のなかの黒褐色のタネの形状が結び文に似ていることに由来するといわれます。特異なタネの形状はカマキリの頭部や打ち出の小槌にたとえられることもあります。
「男ぎらい」の花言葉は、この花が日没後にレースのような純白の花を咲かせ、日の出前にはしぼんでしまうことにちなむといわれます。

どうぞ花々の写真を眺めがら悠々したご気分で今日の午後をお過ごし下さい。

「人間が好きだから人生という旅が楽しくなる」

2019年10月24日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「人間が好きだから人生という旅が楽しくなる」という雑文を書いてみたいと思います。4つの短い雑文の組み合わせです。組み合わせと言ってもお互いに関連の無いものです。
私の人生において何の縁故もない本当に数多くの日本人に親切にして貰い助けて貰いました。
外国でも色々な人々に助けられ親切にしてもらいました。
そんな体験もあったからでしょうが、私は人間が次第に好きになりました。そして人間が好きになると人生が一層楽しくなったのです。
4つ程の体験を思い付くままに書いてみます。

(1)不登校の生徒が好きになった話
1994年から1998年まで不登校生が多い特別な高等学校の顧問のような仕事をしていました。通信高校制の勉強をし、3年後には高校卒業資格を取ることが出来る学校です。
中学校や高校で不登校になり勉強について行けなくなった生徒の高校卒業資格取得を支援する学校です。
顧問のような立場だったので、よく両親や不登校生だった生徒の相談に乗りました。不登校関係の本もいろいろ読みました。それで明解に分かったことが二つありました。
(1)これは紛れもない病気である。(学校へ行こうとすると頭痛や腹痛が本当に起きる)
(2)病気の原因は複雑であり、またその原因を不登校生と話し合ったり、議論すると病状がますます悪くなる。親や先生も原因を子供に追求したり、説教するとますます悪くなる。
(1)は説明の必要がない。
(2)は複雑な心因性の病気の原因を本人と一緒に追求したり議論すると本人はもちろん周りの家族を傷つける結果になるのです。そのことが病状を一層悪くするのです。間違った親や先生の対応が一層悪くするのです。
病気ですから説教しても直らない。例えば風邪を引いている人へ「咳をするのを止めなさい!そうすると風邪が治りますよ」と言ったとしたら、それは馬鹿げている。
不登校生へ学校へ行きなさいということほど馬鹿げた話は無い。本人も行きたいのだ。
病気だからかかり易い人、かかり難い人が居る。かかり易い生徒は「人間関係を作ることに生まれつき不器用な人間」なのです。
人間関係がうまく作れないのには2つのタイプがあります。
他人へ対して攻撃的で独善的な人。そしてもう一つは性格が優しすぎて、自分が他人を傷つけるのが怖くて人間関係が器用に作れない人。そして、自分の心が傷つくことに過敏になり過ぎる人。
不登校になる生徒は圧倒的に後者のタイプの人です。
不登校生と1時間、2時間と話し合っていると、まず彼らの優しさに圧倒されます。こちらが不愉快になるような言葉を絶対に喋りません。数人の不登校生と話し込んで例外なくすっかり好きになってしまいました。人間ってこんなに優しくなれるのだ、という感慨にとらわれます。
すると相談にくる両親へ言うべきことが分かります。「学校へ行きなさい」は禁句ですよ。「不登校は病気だから絶対に直るよ。親だから心配はしているよ。食事だけは部屋へ届けるから健康だけには注意してね。気が向いたらコンビニへでも買い物に行って良いよ。」それ以上のことは言ってはいけないのです。ただ温かい気持ちで接することだけが重要になります。
こんな体験で不登校生が好きになってしまいました。
その延長として「引きこもり」なども善い人間性の表れのように思っています。周りの家族の心労が大きいだけに、本人からは距離をおいて、一層好きになって上げればよいのです。でも言葉でいい過ぎないように。
こんな体験で私は不登校の生徒が好きになったのです。

(2)特攻隊員の悲劇を悲しみその心情に心打たれる
現在確認されている特攻隊員戦死者数は以下の通りです。
海軍
海軍航空特攻隊員:2,531名
特殊潜航艇(甲標的・海竜)隊員:440名
回天特攻隊員:104名
震洋特攻隊員:1,081名
合計:4,156名

陸軍
陸軍航空特攻隊員:1,417名
丹羽戦車特攻隊員:9名
陸軍海上挺身隊員:263名
合計:1,689名

この他に第二艦隊戦没者、回天を搭載して出撃し未帰還となった母艦潜水艦搭乗員、移動中の乗船海没などにより地上戦に参加した戦没者等の特攻作戦関連戦没者が
第二艦隊戦没者:3,751名
回天部隊関連戦没者:1,083名
震洋部隊関連戦没者:1,446名
陸軍航空関連戦没者:177名
海上挺身隊関連戦没者:1,573名
空挺部隊関連戦没者:100名
その他(終戦時自決・神州不滅特攻隊、大分702空等)戦没者:34名
合計:8,164名
以上合計14,009名を数える。(Wikipediaの特別攻撃隊より引用しました)

私は11年前に霞ヶ浦の陸上自衛隊武器学校敷地内にある予科練特攻隊戦死者の写真や関係資料の展示館、「雄翔館」へ行きました。
特攻機とともに突っ込んで行った若者の写真と遺書が数多く展示してあります。皆の顔が悲しそうに見えます。悲壮な雰囲気です。
老人の私から見ると皆子供のように見えます。こんな人々を死に追いやった日本民族の歴史を忘れないようにしたいと思っています。
霞ヶ浦へヨットへ行く折に、時々湖畔にある予科練の跡地の「雄翔館」を訪れました。
葉山マリーナで知り合った元予科練生だったT氏の話によると「雄翔館」は予科練の生存者がお金を集めて作ったそうです。
「雄翔館」の隣にある庭園の予科練生の像には今朝供えたような生花がありました。
そんな体験もあったので九州の知覧にある特攻隊記念館も見ました。
私は何時までも特攻隊員の悲劇を悲しみその心情に心打たれるのです。

少し長くなりますので以下の2項目は明日に記載いたします。
(3)私は隠れキリシタンの人を尊敬します
(4)中国人の共産党員が私を信頼し何でも見せてくれました

今日は「人間が好きだから人生という旅が楽しくなる」という雑文を書いてみました。4つ程の体験を思い付くままに書いてみました。

今日の挿し絵の写真は今年最後のコスモスの花の写真です。三鷹の花と緑の公園で撮りました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)