後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「ウクライナの難民は満州からの引揚げ難民を思い出させる」

2022年05月08日 | 日記・エッセイ・コラム
1945年8月25日、昭和天皇は海外で武装解除した日本陸海軍の将兵に対して諭した。 「兵を解くにあたり一糸乱れざる統制の下、整斉迅速なる復員を実施し、以て皇軍有終の美を済すは、朕の深く庶幾する所なり」
この勅諭にもとづいて、満州・朝鮮に約100万人、中国に約110万人、南方諸地域に約160万人の合計約370万人もの陸海軍将兵は、粛々と日本国土に還ってきた。これを「復員」といった。
一方、中国や満州その他の外地には多くの民間の居留民がいた。その数約300万人。これら多数の老若男女が、「引き揚げ」の名のもとに、まったく保護なしに難民として母国へ帰ってきた。
私はウクライナからの500万人以上の難民の写真を見ると満州からの引揚げ難民を思い出すのです。
更に中国への日本軍の武力侵攻による多数の中国人難民の苦難を思い粛然となります。
満州からの引揚げ難民の写真の出典は、







「今日はゆっくり桐の花の写真をお楽しみ下さい」

2022年05月08日 | 写真
桐の 原産地は中国です。
写真の出典は、https://kurashi-no.jp/I0020239 です。
花言葉は「高尚」です。
花言葉は中国の神話から来ています。伝説上の「鳳凰」は桐の木にだけ止まるのです。ですから桐は神聖な木です。このことから花言葉は「高尚」なのです。






「イグナチオ教会の今日の復活節第4主日のミサ の動画配信」

2022年05月08日 | 日記
今日は復活節第4主日です。
5月8日朝10時以後でしたらミサの動画配信で何時でもミサにあずかることが出来ます。
イグナチオ教会の今日の復活節第4主日のミサ の動画配信は以下にあります。
https://www.youtube.com/watch?v=6nZC49wGmg0
なお関口教会からも動画配信があります。
写真はいろいろなユリの花です。

それはそれとして、今日も皆様の平和とご健康をお祈りきたします。後藤和弘(藤山杜人)





「『うるわしの五月』、Im wunderschönen Monat Mai」

2022年05月08日 | 日記・エッセイ・コラム
皐月はすがすがしい日が続きます。花々が咲き新緑が美しく輝きます。
つい口に浮かぶ言葉は高校のドイツ語で習った、Im wunderschönen Monat Mai という言葉です。
それはハイネの詩の冒頭の言葉です。

Im wunderschönen Monat Mai、Heinrich Heine

Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Knospen sprangen,
Da ist in meinem Herzen
Die Liebe aufgegangen.

Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Vögel sangen,
Da hab’ ich ihr gestanden
Mein Sehnen und Verlangen.

船津 建さんの訳です。
うるわしの五月、 H.ハイネ

うるわしの五月    
つぼみはじける頃    
わが心には      
恋の芽生えぬ     

うるわしの五月    
ことりさえずる頃    
われ打ち明けぬ    
焦がるる思ひ

今日はこの詩をお送りして終わりと致します。写真は長野県の森の杏の里のアンズの花です。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)