『アカシヤの大連』は詩人の清岡卓行の最初の小説作品です。
雑誌『群像』 1969年12月号に発表し、第62回芥川賞(1970年)を受賞 しました。当時読んで感動しました。
それを思い出したので大連のアカシヤの花の写真をご紹介いたしす。写真の出典は、https://4travel.jp/travelogue/10244256 です。
大連は昔から「東方魁城」(東方のアカシアの都)と呼ばれており、毎年5月になると一斉にアカシアの花が咲きます。アカシア祭りが毎年5月に開催されます。
アカシアと言えば清岡卓行著の『アカシアの大連』で、この花を見たいと思う人も多いと思います。
アカシヤの花はその清楚とも言える白い花と芳醇な香りに大いに酔いしれます。
この花は注意深く見ると日本の山にも沢山咲いています。札幌などにははアカシヤの並木道があり歌になっています。
「この道」、北原白秋作詞・山田耕筰作曲
この道はいつか来た道
ああ そうだよ
あかしやの花が咲いてる
あの丘はいつか見た丘
ああ そうだよ
ほら 白い時計台だよ
この道はいつか来た道
ああ そうだよ
お母さまと馬車で行ったよ
あの雲もいつか見た雲
ああ そうだよ
山査子(さんざし)の枝も垂(た)れてる
今日はアカシヤの花の写真をご紹介いたしました。
それはそれとして、今日も皆様の平和とご健康をお祈り致します。後藤和弘(藤山杜人)