太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で日韓関係が戦後78年間も悪い原因になってきました。
それを韓国政府が独自で解決すると決断したのです。以下はNHKのニュースです。(韓国政府「徴用」問題の解決策を発表 韓国の財団が支払いへ | NHK | 徴用問題 )
太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で、韓国政府は、裁判で賠償を命じられた日本企業に代わって、韓国政府の傘下にある財団が原告への支払いを行うとする解決策を発表しました。
ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は「未来志向的な韓日関係に進むための決断だ」と意義を強調しましたが、原告側の一部から反発の声も上がっています。
韓国のパク・チン(朴振)外相が6日午前発表した、「徴用」をめぐる問題の解決策では、2018年の韓国最高裁判所の判決で賠償を命じられた日本企業に代わって、韓国政府の傘下にある既存の財団が原告への支払いを行うとしていて、財源は韓国企業などの寄付で賄う見通しです。
さらに、ユン政権を支える与党「国民の力」も「解決に向けた勇気ある第一歩だ。この問題が新たな政争の具になってはならない」とする論評を出しました。・・・以下省略。
韓国での元徴用工をめぐる訴訟をめぐり、韓国政府が「解決策」を正式に発表したことを受け、米国のバイデン大統領は5日、「日韓の発表に関する声明」を出した。「米国の最も緊密な同盟国である二つの国が、画期的で新しい、協力と連携の一章を開くことを示すものだ」と歓迎した。
米政権は、北朝鮮などによる安全保障上の脅威に連携して対処することを重視し、日韓関係の改善を望んできた。バイデン氏は声明で「尹大統領と岸田首相が決定的に重要な一歩を踏み出した」と評価した上で「日韓の指導者がこの新たな合意を永続的な進展へと変えていくための措置を講じる間、米国は日韓の指導者を支持し続ける」と述べた。
以上、久しぶりの明るいニュースでした。
添付の写真は何故か懐かしい韓国の風景写真です。写真はインターネットからお借りしました。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)