年老いて懐かしく想うのはアメリカ人の親切とオハイオ州の鍾乳洞と麦畑の風景です。
アメリカ人の親切は留学したオハイオ州立大学の人だけでなかったのです。見ず知らずの人も困っている私共を助けてくれたのです。
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1番目の写真はオハイオ・キャバーンという鍾乳洞の入り口です。右の建物の中のエレベーターで降りると巨大な鍾乳洞がありました。
そこへ生後6か月の長女を家内が抱いて行った帰り道で車が故障しました。周囲はぼうぼうたるトウモロコシ畑です。人っ子一人いません。すっかり途方にくれていたら一台の車が通りがかったのです。ここでオハイオ州の田舎に似た風景写真も示します。ネットで「アメリカの風景写真」を検索してお借りした写真です。
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2番目の写真はオハイオ・キャバーンという鍾乳洞へ行く道によく似た麦畑の風景です。
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3番目の写真もオハイオ・キャバーンという鍾乳洞へ行くに途中の農村によく似た風景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/7e/88d0d64aac7fe23dcd09313dd10f0740.jpg)
4番目の写真はトウモロコシ畑の収穫後の風景です。
写真のような茫漠たる大地で途方にくれていたら一台の車が通りがかったのです。運転していた若い男が下りてきます。私の車のボンネットを開け、これは重症だと言います。そしてロープで私の車をかなり遠方の町の修理屋まで引っ張って行ってくれたのです。
このようなことは数回経験しました。こんな体験をすると何時までもアメリカ人への感謝の気持ちが残るのです。アメリカのことは全て好意的に見てしまうのです。私の良い偏見です。
アメリカ留学は青春の冒険でした。あの頃は若かった。怖いもの知らずだった。しかし貧しくて生活は苦しかったものです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)