あんまり本は読むほうではないが、必要な時は図書館で拾い読みする。でも、加齢と共に記事は直ぐ忘れるので、記憶に留めたいものはコピーして、必要な時にその記事が何時でも引き出せるようにしている。
先日のcheju島の旅行で現地ガイドのmoonさんが司馬遼太郎の「眈羅(たんら)紀行」を読んでおり、その紹介があった。勉強熱心のmoonさんの努力に頭がさがるが、司馬作品が海を越えて、深い浸透力を持っている事実に驚いてしまう。司馬が同地に訪れ、眈羅王国の伝説やら、島にかかわる歴史が紀行文の中に紹介されている。
街道を行くシリーズは持っているが眈羅の話は抜けていた。moonさんの話で触発され、旅の温もりが抜けないうちに急に読みたくなった。
でも、ローカルに本屋は少なく、直ぐに手元にとなると、電車で乗って大きな書店まで、足を運ぶ必要がある。
そこで、物は試しと検索で捜してみると、直ぐに見つかる。
本代とは別に郵送料が300円必要となるが、ためらわず、画面のインフォメーションに基づき、クレジット引き落としで購入の申込みを行う。直後に受け付けた旨と購入内容の確認のメールが入る。
在庫の確認をして、当日発送したメールが入る。
僅かな手続きであったが、手続きを済ました、翌日、我が家の郵便ポストには何時の間にか、入っていた。
「う~ん実に早い」電車賃と其処まで行く手間時間を考えると、手数料はまあ安い。早急で気短な人間には便利なサービス。物流を含めた世の中の進みを改めて感じ入った。