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春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

横田基地「第374部隊」

2006-07-09 07:41:00 | 事件だ~!!

先日、隣接国の北朝鮮から、「スカット」「ノドン」「テポドン」など北朝鮮の保有する弾道ミサイルを多数打ち上げ、その威力のほどをアッピールするには過分なほどの多数のミサイルが打ち上げられ国内を恐怖の渦に巻き込んでしまった。
「ノドン」だけでも射程距離は1300kmもあり、首都圏を含む日本全土を総て射程内に入ってしまう性能を持ち、その配備数は既に200基もあると言われている。
その後、マスコミを通じて、色々な先生が解説が加えられたが、諸説紛々としておりその打ち上げの真意の程は推測の域を出ず全く判らない。
しかし、共通して言えることはそれを迎え撃つ迎撃ミサイルは今の所、何も持っていないことで、どうやら無防備であること判ってきた。
一方、拙宅の住まいの隣接に横田基地を抱える。
戦後間もなく接収されアジア太平洋領域の巨大な物流基地の要として「第374空輸航空団」を持ち、大量な輸送機を抱え、7.13k㎡と言う広大な敷地面積に軍人、軍属、及び家族が10、000人も生活していると言われている。
朝鮮戦争勃発当時の航空団は立川基地にあり、アジア地域でのにらみを効かす唯一の空輸航空団であった。
北朝鮮が侵略を始めるや否や「第374部隊」は韓国に支援部隊を送り、その初めの決定的な数時間内には、朝鮮半島より非戦闘員・軍属を救出した。
ベトナム戦争では危険な空輸を背景にケサンで包囲された海兵隊を支援し、負傷した兵士や大量な弾薬、物資を運んだ。
更にハノイに戦争捕虜交渉団を送り込み、捕虜の引渡にまで係わった、最前線にある「第374部隊」の歴史的な姿があった。
今日 「第374部隊」は太平洋地域の米軍の空輸隊としての役割を担いながら、写真のような配下の輸送機が地域を跨ぎ、飛来続けている。
一見国内平和裡に見えるが、当地初め国内に米軍配下の基地が多数あり、当然のことながら軍事拠点としての性格上、ノドンの矛先の一つとして数えても不思議はない。こうした蛮行が繰り返され、きな臭いことが起きると、この「第374部隊」の巨大な存在がある以上、避けて通れない危うい問題が霞めてくる。
時々、上空を掠める音にめざとく、その方向を確かめ、その機影を追ったりして、少なからずともその爆音が妙に気になる。

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