春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

惜別の思い、ソーラー解体

2005-11-23 23:57:00 | 世の中変わる

かれこれ20年以上世話になったソーラーも寄る歳にかなわず、遂に終幕を決断した。昨今の原油高騰のおり、無尽蔵な太陽エネルギーを甘受し、貴重なエネルギーとして主に風呂、シャワーに前日まで使っていた。
真夏は70℃まで温水が得られ、うめないと熱い位で、冬は追い焚き程度の僅かな燃料で済んでいた。
1日あるいは、年間、過去の使用累積などから、光熱費の節約は計り知れない位に貴重な役割を果たした。それを思うと、設備を下ろすのに断腸のおもいであった。
しかし太陽に20数年さらされた結果、タンクの外皮はボロボロにはげ落ち塗装塗りの補修も既に限界であった。
風呂一杯分の容量を持つ、タンクの重量は経年的に屋根を通じて、建物に相当のストレスを加えていたのは事実であった。
今話題の耐震設計なんて考えたくもないが、地震がきてタンクの下に押しつぶされ成仏なんて、洒落にもならない。
そんなこともあってとうとう下ろす事にしてしまった。
当時流行った省エネの騎手として、屋根に載せたタンク付きソーラーシステムの姿は余り、見られなくなり、その役割は終わったように見える。
所でこの大型の重量物の解体、撤去、産業廃棄物に関わる費用はそれなりに覚悟していたが、福沢諭吉先生が10数人、飛んでいってしまった。
こうして我が家の省エネシステムは綺麗になくなり、その役割は終わった。

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