強い台風9号は6日、八丈島の南の海上を北上し7日未明から朝にかけて関東に最接近して上陸する恐れがある。台風の動きは自転車走行のように遅く、長時間にわたって大雨が降るため、気象庁は河川のはんらんや土砂災害に厳重な警戒を呼びかけている。
気象庁によると、6日午前9時現在、台風の中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は50メートル。中心から半径150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いている。
台風周辺からの湿った暖かい風が吹き込み台風を取り巻く発達した雨雲が東海から関東にかかり、7日にかけて局地的に1時間に50~70ミリの非常に激しい雨も降る見込みだ。
多摩地区も既に警戒警報が出ており、ごく短時間ではあるが既に時折バケツをひっくり返したように降り、まさに滝のように降り、傘はまったく役立たないという強さである。
暑さとも併せ、物凄い湿度は温室風呂に入った様で、眼鏡がたちまち曇ってくる。
台風を迎え撃つ前に、雨の合間を縫って、傘を持って一歩きしたが、未だ未だ本格的な降雨前に川べりは走ったり、歩く人もかなり居た。
市内を抜ける浅川はご覧のような何時もと違う、土色した荒ら荒らしい、不気味な様子でうねりを持って、たっぷりした水量で流れていた。
多摩川より勾配を持ち、流れは急であり、上流側の降雨は直ぐに河川に表れ、過去に何度か暴れ出している。
台風は徐々に北西から北東に進路を変え、関東周辺に近づき、久しぶりの首都圏直撃の台風となる。
雨とも併せ、6日夜から7日朝にかけて風速20メートル以上の非常に強い風が吹く恐れがある。
取り分け、我が家の2階屋根のアンテナタワーが、もろに風の影響を受け易く、建物と一体になってステーが唯一タワーを支える総てである。
毎度のことながら招かざる台風にその進路方向に、気をかけながら、一喜一憂している。
時ならぬ来襲者に無事に通過してくれと、祈るばかり。
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